中国のスマートARグラススタートアップMAD Gaze、シリーズAラウンドで1,860万米ドルを資金調達

SHARE:

Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから


スマート AR(拡張現実)グラスを販売する中国の MAD Gaze は、先月1,860万米ドルを調達しシリーズ A ラウンドをクローズしたと発表した。これは、1,200万米ドルを調達した、2019年のプレシリーズ A ラウンドに続くものだ。

今回のシリーズ A ラウンドには、携帯電話アクセサリーや電子製品に特化したテクノロジー企業 DNS、香港拠点 の VC である Black30 Venture などが参加した。

Image credit: MAD Gaze

2013年に設立された MAD Gaze は、スマートグラスの製造に加え、アプリベースのオンラインマーケットプレイス、自動 AR アプリジェネレーター、開発者プラットフォーム、リモートソリューションプラットフォームなど、さまざまなソリューションを提供している。

MAD Gaze は、新しいスマートグラス、光学技術、AR 技術の研究開発に、今回の投資を集中させる計画だと述べた。また、スマートウォッチに進出し、新しい市場に進出することも検討している。これまでに、MAD Gaze は7つの AR グラスを発売しました。

同社はこれまでビジネス向けの製品に注力していたが、消費者市場向けに最新の製品「Glow」を設計したと述べた。

スマートフォンに接続するだけで、「Glow」はモバイルの画面をグラス上に投影できる。(MAD Gaze の CEO Jordan Cheng =鄭文輝氏)

2018年の Digi-Capital のレポートは、中国では画像解析と AR テクノロジーへの投資が年間39億米ドルに増加した。同時に、VR(仮想現実)に対する VC の感情は大幅に緩和された、と報告している。

この分野のもう1つの会社は、中国で没入型のエンターテイメントとカルチャー体験を創り出すことを目的とするハイテク企業 Sky Limit Entertainment だ。 同社は、VR、AR、MR(混合現実)のコンテンツソリューション開発・促進のため、2018年12月、Intel Capital からシリーズ A で資金を調達した(調達額非開示)。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する