センサーとバッテリーが向上したApple Watch Series 6はこのイベントで披露されると期待されている。一方iPad Airはデザインが一新されるようだ。一説にはApple Watch Series 3からSeries 5への交換も発表するらしい。ただし心電図機能は搭載されない。不確定だがApple TV 4K+や、Apple Silicon搭載のMac、あるいは紛失防止トラッカーの「AirTag」からヘッドホンの「AirPods Studio」まで多くのアクセサリ類も発表されるかもしれない。
Google傘下のAI企業DeepMindは、Google Mapsと連携し同アプリケーションにおけるETA(Estimate Time of Arrival:到着予定)分析の最適化に成功したと発表した。同社によれば、同機能の精度をベルリン、ジャカルタ、サンパウロ、シドニー、東京、ワシントンDCなどのいくつかの地域で50%近く向上させたという。同社は機械学習を活用することで、交通渋滞のモデル化、さ…
Google傘下のAI企業DeepMindは、Google Mapsと連携し同アプリケーションにおけるETA(Estimate Time of Arrival:到着予定)分析の最適化に成功したと発表した。同社によれば、同機能の精度をベルリン、ジャカルタ、サンパウロ、シドニー、東京、ワシントンDCなどのいくつかの地域で50%近く向上させたという。同社は機械学習を活用することで、交通渋滞のモデル化、さらには交通状態の予想のぶれを最小限に抑え込むことに成功したと主張している。
Google Mapsはユーザーの位置情報を活用し、交通状態のレベルを的確に、色合いに違いを出すことで表現してきた。しかし、10分、20分、50分などの間隔で正確に情報を伝え続けることは難題とされてきていた。DeepMindはグラフィカルニューラルネットワークと呼ばれるアーキテクチャーを開発し、時空間推論を実施した。今までにGoogleが行ってきた、世界中の交通情報を用いた機械学習のデータとDeepMindのアーキテクチャーが交わることで、正確性を飛躍させることに成功した。
具体的には、以下のようなフローとなる。
Google Mapsはまず、テラバイトを超える移動データや交通ネットワークを分析し、交通量が多く隣接する箇所を複数のセグメントに分割する。これは、「スーパーセグメント」と呼ばれる。グラフィカルニューラルネットワークは各スーパーセグメントを分析し、それぞれの移動予想時間を予測するといった流れで最適化が実施される。
静岡大学発のスタートアップで、X線イメージセンサーやカラーカメラを開発する ANSeeN は7日、シリーズ B ラウンドで10.8億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、CYBERDYNE(東証:7779)と同社子会社 CEJ キャピタル、環境エネルギー投資、DRONE FUND、信金キャピタル、静岡キャピタル。
なお、調達金額には、商工組合中央金庫や浜松いわた信用金庫からのデットファイナンス、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの助成金が含まれる。同社にとって、これは2018年11月に実施したシリーズ A ラウンド(約3億円を調達)に続くものだ。今回ラウンドに参加した静岡キャピタルと信金キャピタルは前回ラウンドに続くフォローオン。
ANSeeN が開発したX 線カメラは、従来の X 線カメラに比べ高精細で内容物の形状を把握しやすく、波長情報により色をつけられるため、部位毎の材質の違いも見分けやすい。人工知能と併用し、検査員不要で手荷物検査が実現できるしくみの開発を目指す。同社では、従来では可視化が困難であった自動車や鉄道など金属鋳造部品などの可視化を実現可能としている。
AnSeeN では今回調達資金を使って、超高解像X線イメージセンサーおよび X 線カラーカメラの量産設備を導入し、2021年中に量産体制を構築し、非破壊検査や歯科検査装置への搭載を目指す。CYBERDYNE とは、超高解像 X 線カラーカメラのサイバニクス産業での応用・事業化を推進する。