台湾発のビッグデータ企業 Vpon(威朋)は9日、シリーズ C ラウンドで12億ニュー台湾ドル(約42億円)を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、日本政府系のクールジャパン機構、韓国政府系の STIC Investments、日本の BEENOS(東証:3328)、香港の WWPKG(縱橫遊、香港証取:8069)および CTEH(加達、香港証取:1620)が出資する旅行関連投資会社 Triplabs。
これは、Vpon にとって、2011年6月に実施したシリーズ A ラウンド(700万米ドルを調達)、2014年7月に実施したシリーズ B ラウンド(1,000万米ドルを調達)に続くものだ。今回のラウンドを受けて、累積調達金額は60億円相当以上に達したとみられる。また同社は今年7月、元台湾国家発展委員会大臣の陳美齢氏をビジネスアドバイザーに迎えている。
フィンテックスタートアップ Finatext ホールディングスの子会社 Finatext は、Insurance as a Service(IaaS)事業に参入する。同社は9日、事業者向けに保険クラウド「Inspire(インスパイア)」をローンチすると発表した。Inspire は次世代型デジタル保険など保険商品をモバイルアプリなどに組み込んで提供できるサービスで、保険事業者のサービス開発を容易…
フィンテックスタートアップ Finatext ホールディングスの子会社 Finatext は、Insurance as a Service(IaaS)事業に参入する。同社は9日、事業者向けに保険クラウド「Inspire(インスパイア)」をローンチすると発表した。Inspire は次世代型デジタル保険など保険商品をモバイルアプリなどに組み込んで提供できるサービスで、保険事業者のサービス開発を容易にする。
この分野では、InsureTech スタートアップの hokan が保険業を営む事業者向けに分散した保険情報(営業情報)を一括管理できるツールを開発・提供している。海外では、デンマークの Konfront やイギリスの Kasko やアメリカの Coterie といったスタートアップが Insurance as a Service や InsureTech as a Service の領域に参入している。