不正チケットの転売仲介疑いで書類送検されたチケスト、不起訴処分に

SHARE:

ニュースサマリ:不正チケットの転売仲介疑いで書類送検されたチケットストリートが不起訴処分となった。同社が公式発表している。8月24日にチケットの不正転売を仲介したとして、兵庫県警が盗品等処分あっせんの疑いでチケットの個人間売買サービス「チケットストリート」代表取締役の西山圭氏ら社員4名を神戸地方検察庁に書類送検したもの。

チケットストリート側が歌手の吉田拓郎さんのコンサートチケットを不正に転売する目的で入手・出品したことを認識しつつ、出品を取り消さず手数料を入手したとしていた。今回の不起訴を受け、今後の事業運営について同社はこのようにコメントしている。

「弊社では、現在、不正転売者によるサービスの利用を排除するため、取引内容を常時モニタリングし、不正転売の疑いがある取引を発見した場合は、警告を発し、最終的にアカウントを凍結(取引制限)する対応をとっております。また、警察庁および各都道府県警察と連携し、チケット不正転売禁止法、その他の法律に違反するおそれのある事案について、照会に応じて必要な情報提供を行うなどの協力をしています。弊社としては引き続き、不正行為を未然に防ぐ体制を強化し、健全なサービス運営に向け邁進してまいります」(チケットストリート広報)。

なお、先の一部報道では同社が不正を認識して利用していたと指摘しているが、これについては不正を事前に認識して利用を促していたわけではなく、事後の調査結果で不正利用が判明した、ということのようだ。下記のように回答している。

「個々のご利用者がどのような方法でチケットを購入されているのかについては、弊社は関与しておらず、購入の背景まで把握することは難しいです。ただし、弊社は入会時に利用規約で不正転売は禁止であることを求めており、また、前述の通り取引内容の常時モニタリングや、不正目的の疑いがあるアカウントへの警告、場合によってはアカウント凍結(取引制限)の措置、警察庁および各都道府県警察と連携し、チケット不正転売禁止法、その他の法律に違反するおそれのある事案に対応し、必要に応じて、捜査機関からの照会に対する情報提供するなど、総合的な対策は講じております」(チケットストリート広報)。