KSK Hondaコイン登場:ブロックチェーンで狙う「脱ソーシャルプラットフォーム」(3/5)

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RallyのCEO、Kevin Chou氏
Image credit: Rally

前からのつづき)暗号資産はブロックチェーンに基づいた安全で透明性の高い分散台帳テクノロジーだ。ユーザーは技術的なノウハウがなくても利用できるとChou氏は言う。同社は土台としてEthereumプラットフォームを使っている。RallyはChou氏のもう一つのスタートアップでゲーミング企業のForteと協働してCreator CoinおよびBrand Coinの基本技術を生み出した。だがForteは、Chou氏がRallyで行っていることとは別に独立した企業となっている。

トークンはクリエイターやブランドごとにカスタマイズ可能なデジタル通貨だ。トークンを基本要素とするブロックチェーンのツールキットは使いやすく、クリエイターはコミュニティのエンゲージメントを強めマネタイズのモデルを改善させることができるだろう。

現在はクリエイターが生み出す収益の多くが巨大ソーシャルメディアプラットフォームに保有されているが、もしそうなればもはやクリエイターはそうしたプラットフォームの変化し続ける価値スキームに縛られる必要がなくなるだろうとChou氏は言う。クリエイターは、ソーシャルプラットフォームの広告やパートナープログラム、プラットフォームが発行するデジタル通過、サブスクリプションプログラムの規則に従わなくてもよくなる。Creator Coinエコノミー内で構築された価値の全てをクリエイターとそのコミュニティが所有し、巨大なテックプラットフォームから完全に独立するとChou氏は述べている。Brand Coinについても同様だ。

さらに、クリエイターはコントロール権を握ることもできる。プラットフォームのゲートキーパーを削除することに加え、決済処理手数料や取引手数料をクリエイター自身が設定できるだけでなく(Rallyは手数料を取らない)、クリエイターはもう、トークンに関してありがちな脱収益化、脱プラットフォーム化、検閲にまつわる懸念に対処する必要がなくなる。

ブロックチェーンにより、コミュニティでコインを持っている人物や、トランザクションの検証、および希少性の制御はクリエイターにとって透明性のあるものとなる。Rallyのコイン保有者は、集められたお金の使い道について投票権を持っている。約30人いるChou氏のチームは、どちらかと言うと管理者のような役割を果たしていると彼は述べている。

支持者はRallyのウェブサイトでCreator CoinとBrand Coinを入手することができるが、クレジットカードでの購入ならほんの60秒ほどで完了する。さらに、クリエイターも自身のCreator CoinあるいはBrand Coinを購入でき、キャッシュバックロイヤルティプログラムの一種としてファンに授与できる。たとえば、Twitchストリーマーの中には、Twitchの上層サブスクリプションティア(ティア2やティア3など)に登録しているファンにCreator Coinを提供している者もいる。

ユーザーはトークンをチップや寄付という形でクリエイターに直接送金したり(キャンセルはできない)、トークンを別のユーザーに送ったりすることができる。いずれ、ユーザーがトークンを使う方法は他にもできるだろう。(次へつづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】