実店舗展開も開始へ、スニーカー売買「モノカブ」にGunosy Capitalら4.5億円出資

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モノカブウェブサイト

ニュースサマリ:スニーカー・アパレルの個人間売買「モノカブ」は12月15日、Gunosy Capital、ユナイテッド、Heart Driven Fund、YJキャピタル、W venturesを引受先とする第三者割当増資の実施を公表している。調達した資金は4億5,000万円で株価や払込日程などの詳細は非公開。調達した資金でスニーカーの鑑定や配送、CSなどのオペレーションを強化するとしている。また、これまでスニーカー・アパレルに特化した展開だったが、今後、商材の拡大も検討するとした。

モノカブは2018年5月に開始した「日本版StockX」。スニーカーなどのハイエンドファッションに特化した個人間売買のマーケットプレースで、株式市場などで見られる「板寄せ」の手法が特徴。価格の変動を使って単なる売買だけでなく利ざやを得る楽しみ方も提供する。

話題のポイント:期待のC2Cが次のステージにコマを進めました。2019年5月にステルスから浮上してきたモノカブ(創業当時の社名はブライノ)ですが、これまで非公開だった流通総額を公開してきました。

ちょっとややこしいのがこのグラフで、同社代表取締役の濱田航平さんによれば、流通総額は現時点のものが非公開なのですが、昨年の年末あたりが5億円ぐらいに到達していたそうです。そのちょうど1年前の11月に取材した際、月次で50%成長としてましたので、グラフが正しければ現在は10億円に到達するかしないかぐらいの予想になります。

さておき、この分野は本家StockXが日本にもじわじわと進出してきたり、スニーカー特化のECということでSODAが運営するスニーカーダンクがタレントを起用したマーケティング攻勢を強めるなど、ライバルも目立ち始めてきました。かつてのフリル後のフリマアプリ乱立からのメルカリで一掃、という何かを思い出します。

ということで、濱田さんに今後の一手をお聞きしたところ、競合がやっているようなマーケティング先行というよりは地道にオペレーションを強化して磨いていくことにしばらくは注力するとのことでした。

「現状で万人が使うサービスではないと思っていてマーケティングの確立はまだ時間がかかると考えています。ただ、弊社ではマーケティングの一環として今月にリアル店舗をオープンし、より使いやすいサービスとマーケティングの両立が可能と考えています。また、それを支える組織として、オペレーションチームを大きくしています。 オペレーションに負荷がかかりすぎると品質担保できないので、今後も拡大していく予定です」。

感染症拡大もあるので、実店舗はもう少し先かなと思っていたのですが、直営店があればスニーカーの持ち込みや何かトラブルが発生した際の相談窓口としても安心感がでます。

モノカブ原宿店舗の役割

なお、アプリについてはiOS向けのみが提供されており、既にウェブよりもアプリの利用比率が高くなっているという話だった。Android版についても現在検討中ということで、この辺りのユーザー囲い込み、特に決済周りをいち早く取り込むことが今後の勝敗の行方を左右しそうです。

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