Coral Capital、140億円規模の3号ファンドを組成——LPは3分の1が海外から、純投資目的が8割に

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Image credit: Coral Capital

Coral Capital は31日、オンラインで記者会見を開き、140億円規模となる3号ファンドを組成したと発表した。このファンドの LP は、アメリカ Founders Fund、シンガポールの政府系投資ファンド Pavilion Capital、みずほ銀行、三菱地所、新生銀行、第一生命保険、グリーのほか、名前非開示の国内外機関投資家や財団など。

同社にとっては、2016年に組成した1号ファンド(500 Startups Japan として)、2018年に組成した SmartHR 向けの SPV、2019年に組成した2号ファンド、2020年に組成した既存投資先フォローオン用のグロースファンドに続くファンドの組成で、これまでのファンドを含めた運用試算残高は約300億円に達した。

3号ファンドの特徴は、海外投資家の比率が全体の3分の1に上り、海外から日本市場への投資意欲が如実に現れた結果となっている。また純投資目的の投資家が8割で、いわゆるオープンイノベーションや協業のための情報収集を意図した大企業マネーよりも、むしろ、完全なフィナンシャルリターンを意識した投資家が集まった形だ。

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3号ファンドの設立により、Coral Capital では初回投資の最大額を5億円に拡大し、大型化するシード期の調達ラウンドに備え、シードだけでなくシリーズ A ラウンドからの出資も積極化させる。追加投資についても、コアファンドから最大20億円まで単独出資が可能になるという。

Coral Capital は2019年、コンテンツ発信のために 前 TechCrunch Japan 編集長の西村賢氏を招聘し、同氏を編集長としてオウンドメディア「Coral Capital Insights」を立ち上げた。Coral Capital はさらにコンテンツ発信を強化するため、今夏から、元 TechCrunch Japan 編集記者の増田覚氏を副編集長に迎えることが明らかされた。

Coral Capital はまた、スタートアップのリクルート支援とコミュニティ運営も強化する。パーソルキャリア出身の白田陽平氏が7月から Coral Capital に参画しており、主に投資先の CxO リクルーティングを支援する。コミュニティ運営についても新たな担当が着任するとのことだったが、記者会見では誰かは明らかにされなかった。

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