韓国発AI活用の学習アプリ「Riiid Tutor」開発元、日本のアプリ配信会社Langooを買収

SHARE:

Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから


韓国の Edtech スタートアップ Riiid(뤼이드)は、日本のモバイルアプリ配信会社 Langoo を買収した。買収額は非開示。Langoo は、2019年から Riiid の有料の AI を使った学習アプリを独占的に提供してきた。TechCrunch によると、「Riiid Tutor」と呼ばれるこのアプリは、韓国と日本で250万人以上のユーザにダウンロードされている。Riiid は、2020年に26億米ドルの規模に達したと推定される日本の遠隔学習・教育市場を開拓するために、日本法人を設立すると述べている。

Image credit: Riiid

Riiid の共同創業者兼 CEO である Young-Jun Jang(장영준)氏は、「今回の買収は、最終的に Riiid の AI 技術をグローバル市場に適用し、世界中のより多くの学習者を支援するための無機的な戦略の第一歩だ」と声明で述べている。また、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)だけでなく、AI を活用した英会話や英語コーチングのサービスにも拡大していく予定だ。

今回の買収より前、Riiid は5月にソフトバンク・ビジョン・ファンド2 から、シリーズ D ラウンドで1億7,500万米ドルを調達した。Riiid はこの資金調達以降、M&A や投資など、市場拡大を加速させることに注力している。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する