YC社長らが立ち上げるグローバル通貨「Worldcoin」の衝撃、2年で10億人利用を見込むOrbの仕組み(1)

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Worldcoin plans to give cryptocurrency to every person on earth.
Image Credit: Worldcoin

Worldcoinは、地球上のすべての人間に与えられる新しいグローバルな暗号通貨を発表する。そして同社は10億ドルの評価額で2,500万ドルを調達したことも明らかにした。

本日ステルスを脱した同社は、Orbと呼ばれるハードウェアデバイスを初公開し、今後2年以内に10億人がこの暗号通貨の世界に入るというテストデータを発表している。

WorldcoinはAlex Blania氏、Sam Altman氏、Max Novendstern氏の3人が共同で設立した会社で、可能な限り広範囲の人々に公平かつ分散して利用される新たなグローバルなデジタル通貨を作ることを計画している。その投資家には、暗号通貨に多くの投資を行っているシリコンバレーの大手VC、Andreesen Horowitzが含まれている。Altmanはご存知Y Combinatorの社長であり、OpenAIのCEOでもある。

このプロジェクトでは、できるだけ多くの人に新通貨を迅速に手にしてもらうため、誰でも無料持ち分(フリーシェア)を獲得できるように設計されている。暗号通貨が世界的に普及すれば、何十億人もの人々に社会的・経済的な門戸が開かれることになるのだが、技術としての暗号通貨はまだ普及の初期段階にあり、今のところ世界の全人口の約3%にしか利用されていない。Worldcoinはこの状況を変えたいと考えている。

その仕組み

Above: Worldcoin founders Sam Altman and Alex Blania.
Image Credit: Worldcoin

ユーザーは世界中に散らばる独立した起業家によって運営される、何千ものOrbのうちの1つを利用することでフリーシェアを獲得できる。

Orbそのものは安全なカスタムハードウェアデバイスで、ユーザーの「目の画像」をキャプチャし、そのユーザーが本物かどうか、またフリーシェアを持っているかどうかを判断する。

これは目の画像を数字のコードに変換することで実現するため、元の画像を保存したりアップロードしたりする必要がない。またこの数字コードは、ユーザーのウォレットや取引とはリンクしていないため、ユーザーのプライバシーを保護することができる。

現在、多くの人が利用している「中央管理型」のサービスとは対照的に、その他の個人情報は必要としない。

さらに、オーブにアクセスすることなくWorldcoinのネットワークに参加したいユーザーはフリーシェアを受け取ることはできないが、参加することはできるようになっている。

幅広いリーチ

Above: Worldcoin has raised $25 million at a $1 billion valuation.
Image Credit: Worldcoin

Worldcoinには、すでに世界各国から10万人以上が登録している。これまでの登録率と予想されるオーブの展開率を考えると、Worldcoinは発売から1年以内に、すべての暗号通貨を合わせたよりも多くのユーザーを獲得するペースとなる。このペースを維持すれば、2年以内に10億人以上のユーザーが登録することになる。

すでに25人の独立した起業家(Orb Operator)が、4大陸12カ国(アフリカ、南米、ヨーロッパ、アジア)で30以上のOrbを積極的にテストしている。今後数カ月の間に、さらに数百のデバイスとオーブオペレーターがオンラインになることで、これらのテストの規模は拡大することが予想される。ハードウェアは初期の生産強化期間を経て、月に4,000個以上、年間では5万個以上のオーブが配布される予定だ。これまでのところ平均的なオペレーターは、1週間で1つのOrbにつき約700人と契約している。(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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