運送業界向けプラットフォーム「トラッカーズ」運営、モノフルらから9億円をシリーズB1調達

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運送業界向けプラットフォーム「トラッカーズ」シリーズを運営する Azoop(アズープ)は24日、シリーズ B ラウンドのファーストクローズで約9億円の調達を発表した。このラウンドは、物流世界大手 GLP の日本法人の子会社モノフルがリードし、ジャフコ(東証:8595)が参加した。

これは Azoop にとって、2019年4月に実施したシリーズ A ラウンドに続くものだ。同社は来年2月予定のシリーズ B ラウンドのセカンドクローズを経て、シリーズ B ラウンドの総額が約13億円、累計調達額が約18億円に達する予定だとした。今回参加のジャフコはシリーズ A ラウンドのフォローオン。

Azoop は2017年5月、リクルート出身の朴貴頌(ぱく・きそん)氏らにより創業。朴氏の家業は愛知県で中古トラックの売買業を長年営む中堅商社だ。Azoop では、運送会社からトラックを売却したい旨の連絡を受けると、トラックの情報を取得してトラッカーズに掲載する。買い手は相場よりも安く中古トラックを調達でき、売り手にとっては処分時の手間が省ける。

Azoopは、今回調達した資金を車両売買プラットフォームにおける取扱車両数の拡大と運送業務支援 SaaS の事業成長に向けた体制強化やマーケティング活動に活用する計画だ。また、モノフルからの出資を受け、GLP グループの顧客基盤を活かしながら車両売買プラットフォームにおける取扱車両数の拡大と、運送会社に対するトラックを起点とした収益改善という価値提供の支援を行う。

via PR TIMES, PR TIMES

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