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宇宙をビジネスドメインとして捉えた日本のスペーステック・スタートアップ Space BD は、既存株主から10億円超を調達した。
インキュベイトファンド、アニヴェルセル HOLDINGS(スーツの製造販売や結婚式場運営を行う AOKI ホールディングスの関連会社)SMBC ベンチャーキャピタル、みずほキャピタルを割当先とする第三者割当増資を実施した。また、Temasek が100%出資する Pavilion Capital も新たな株主として参加している。今回のラウンドにより、同社の累計調達額は19億円となった。
Space BDは、現在36名の従業員を擁している。/ 写真提供:スペースBD
2017年に設立された Space BD は、衛星打ち上げ、国際宇宙ステーションでの微小重力下での宇宙実験、地上でのサンプル分析などのサービスを提供している。今回の資金調達は、衛星打ち上げサービスの拡大と人材採用活動を後押しする。
同社は声明で次のように述べている。
我々の目的は、我わえrの技術力に基づいて、地域の産業開発、教育や人材育成、技術的なプロジェクト管理など、宇宙に関連する需要の増加と多様化に対応することだ。
Space BDは、日本以外の国でのグローバルな打上げを視野に入れ、11月に打上げオプションとして SpaceX を追加した。同社はこれまでに、国内外で100件以上の受注実績があり、50機以上の衛星を手がけてきた。
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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