飲食店DX支援のトレタ、20.3億円を調達——凸版印刷、リクルートHDやTencent(騰訊)のCVCなどから

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Image credit: Toreta

飲食店向けの予約・顧客台帳サービス「トレタ」などを提供するトレタは16日、直近のラウンドで20.3億円を調達したことを明らかにした。

このラウンドに参加したのは、凸版印刷、HR Tech Fund(リクルートホールディングスの CVC)、Image Frame Investment(意像架構投資、Tencent=騰訊の CVC)、岡三キャピタルパートナーズ、三井住友トラスト・インベストメント。調達金額には、名前非開示の金融機関1社からのデットが含まれる。

調達金額が公開されている限りにおいて、今回の資金調達は2018年12月のものに次ぐものだ。今回ラウンドを経て、トレタのこれまでの累積調達金額は累積調達金額は81.4億円以上と見られる。今回ラウンドに参加した投資家のうち、凸版印刷とは昨年5月、飲食店向け DX 事業における協業を前提として業務提携とあわせ資金調達を実施していた。

同社では調達した資金を、飲食店向け店内モバイルオーダー「トレタO/X」、飲食店の電話予約を AI で自動受付する「トレタ予約番」、飲食店の公式サイトからの予約を最大化する「トレタB/X」をはじめとしたプロダクトの開発推進および人材採用に積極的に充てるとしている。

via PR TIMES

 

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