ThirdverseとKLab傘下のBLOCKSMITH&Co.、Web3やブロックチェーンゲームの開発で提携

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

VR メタバースを開発する Thirdverse を中心とする企業グループ(Thirdverse グループ)は、KLab の Web3 事業に特化した戦略子会社 BLOCKSMITH&Co.(BLOCKSMITH)と提携したことを明らかにした。ブロックチェーンゲームの配信にあたり、Thirdverse グループがパブリッシャー、BLOCKSMITH が 受託開発者として共同開発・運営を行う。2022年内にサービスの一部から順次このスキームでゲームが提供開始される見込みで、サービス提供に先立ち、両社では NFT のプレセールスを予定している。

Thirdverse は2013年に創業(創業時の社名は、よむネコ)。2017年3月に gumi の持分法適用会社となった。当初は VR ゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」の配信などで XR 事業の収益化を目指したが、業績不振や gumi の本業であるモバイルゲームへの経営資源集中を理由に、國光宏尚氏(当時、gumi 取締役会長)に事業譲渡。國光氏は2021年6月の gumi 取締役会長退任後、同年8月に Thirdverse の代表取締役に就任、シリーズ A と B ラウンドで約20億円の調達を明らかにした。この際には、KDDI Open Innovation Fund(KOIF)も出資している。

BLOCKSMITH は、2022年4月に設立した KLab の Web3関連事業を管轄する子会社だ。現在、ブロックチェーンを使ったゲームとして注目を集める Play-to-Earn(P2E)のゲームには、ユーザにブロックチェーンのリテラシーが必要、NFT やトークンのエコノミクスは右肩上がりが前提に設計されている、楽しむべきゲームで稼ぐことに注意が向き過ぎる、などの課題がある。BLOCKSMITH では、KLab が持つ IP 獲得力を活かし、人気 IP を活用した NFT ゲームを提供することで、これらの課題を解決する考えだ。

KLabは、2018年より國光さんが主宰するgumi Cryptos 1号・2号FundにLP出資し、gumi Cryptos Fundがシード期に出資した世界最大のNFTマーケットOpenSeaや、世界最初のブロックチェーンゲームギルドであるYGGなどのWeb3業界各社の成長を共にみてきました。その國光さんが社長を務めるThirdverseと一緒に、今度は投資家の側ではなく、成長を目指す側としてビジネスができることにとてもワクワクしています。(BLOCKSMITH&Co. 代表取締役社長CEO 真田哲弥氏)

KLabの皆さんとは、Web2時代から多方面で関わってきましたが、Web3プレイヤーとしてタッグを組めて非常に嬉しいです。個人的にもかなり楽しみしているプロジェクトです。今後のリリースにご期待ください! Web3 is Now!(Thirdverse 代表取締役CEO 國光宏尚氏)

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