建機レンタル受発注SaaS「Arch」運営、インキュベイトファンドから5,000万円をシード調達

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Image credit: Arch

大阪を拠点に、建設会社と建機レンタル会社をつなぐ受発注アプリ「Arch」を運営する Arch は14日、シードラウンドで5,000万円を資金調達したと発表した。

Arch は2021年9月、竹中工務店で建設現場の施工管理に従事し、その後、建設現場で使うシステムの企画・開発や新規事業の立ち上げを経験した松枝直氏らにより創業。Arch は、依然として電話やファクスで行われる建設現場の建機レンタルの受発注と管理業務をオンライン化する。

Arch がサポートするのは、建設現場で着工から竣工まで必要になる建機レンタルに関わるプロセス。一括見積、オンライン自動発注、在庫管理などの機能を提供する。建設現場に最も近い建機レンタル会社の拠点からの見積が回答されるため、建設現場の担当者はレンタル会社の拠点を調ベる手間も無くなる。

Arch は2021年「安藤ハザマ アクセラレーター」に採択され、2022年1月から大手建機レンタル会社5社参加のもと、複数の建設現場で実証実験を行った。2021年に大阪イノベーションハブ主催の「ミライノピッチ2021」で NICT 賞とさくらインターネット賞を受賞、2022年に総務省主催の「起業家万博」で AWS 賞、さくらインターネット賞、Z Venture Capital 賞を受賞している。

via PR TIMES

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