トークン経済と社会課題解決を両立したモビリティライフを模索ーースタートアップに会いたい!Vol.54・トヨタ自動車 #MUGENLABOココに注目

トヨタ自動車 新事業企画部 事業統括室 事業創造グループ グループ長 鬼頭司さん

本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載。MUGENLABO Magazine編集部がピックアップしたスタートアップとオープンイノベーションに取り組む企業の中からいくつかの注目企業をご紹介する。

連載「スタートアップに会いたい!」では、KDDI ∞ Laboにパートナーとして参画する大企業60社以上が、スタートアップと共に取り組んでいきたい課題や、スタートアップへ提供できる多様なアセットについて解説するコーナーです。大企業全社の課題・アセットは「MUGENLABO支援プログラム 2022」からご確認いただけます。

メタウォーターに続く第54回目はトヨタ自動車です。トヨタ自動車の課題解決に挑戦したいスタートアップの皆様は、ぜひKDDI ∞ Labo事務局までご一報ください!

鬼頭氏に伺いました

何をしている会社ですか?

鬼頭:弊社はモビリティカンパニーとして移動にまつわる課題に取り組むことで、人や企業、コミュニティの可能性を広げ、「幸せを量産」することを使命としています。そのために、モノづくりへの徹底したこだわりに加えて、人と社会に対するイマジネーションを大切にし、様々なパートナーと共に、唯一無二の価値を生み出してまいります。

これまでのオープンイノベーションの取り組み事例は?

鬼頭:弊社は2022年3月現在、以下のような活動を通じて、ベンチャーに投資を実施し、社会に貢献できる新たな事業の創出、市場の創造を推進しています。

  • 未来創生ファンド(1号ファンド:2015年11月、2号ファンド:2018年7月、3号ファンド:2021年8月)を通じて、「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」「電動化」「新素材」「カーボンニュートラル」の6分野で投資を実施しています。
  • 宇宙フロンティアファンド(2020年6月)を通じて、「宇宙空間の活用の実現に資する技術」の分野で投資を実施しています。
  • Toyota Ventures(1号ファンド:2017年7月、2号ファンド:2019年5月、Climate Fund:2021年6月)を通じて、「人工知能」「データ」「クラウド技術」「カーボンニュートラル」等の分野で投資を実施しています。

御社の課題は何ですか?スタートアップのみなさまへ求めていることは何ですか?

鬼頭:技術革新が著しいWeb3.0のデジタル技術(ブロックチェーン、NFT、DeFi/DAO、トークンエコノミー、メタバース等)を活用し、「X to Earn」等と「社会課題解決(CN貢献/地域貢献/健康増進等)」を両立した「新たなモビリティライフ(=新たな移動シーン・移動ニーズ・移動サービス)の創出」を目指します。

共創イメージ(例)は以下です。(以下以外にも新たな企画を共創したく考えております。)

  • トークンエコノミーの特性を活かし、「Drive to Earn」と「CN貢献」の両立、「Move to Earn」と「健康増進」の両立等を実現できるプロダクト・サービスの開発を目指します。
  • DAOの特性を活かし、「地域・施設の活性化につながるコミュニティの創出」と「コミュニティに参加するインセンティブの設計」を両立し、各地域・施設への新たな移動シーン・ニーズの創出を目指します。

また、スタートアップ様のお力をお借りしたい内容は以下です。

  • Web3.0に関連する先端技術(ブロックチェーン、NFT、DeFi/DAO、トークンエコノミー、メタバース等)の知見
  • Web3.0の技術を活用したプロダクト・サービスのアイデア、UXデザインの知見

スタートアップへ御社から提供できるアセットはありますか?

鬼頭:スタートアップ様がご活用できる弊社リソーセスは以下です。

  • 事業開発の進捗に応じた新規事業開発のノウハウ
  • 現在検討中の様々な新規事業アイデアとの連携機会
  • 本業で培ったAI、MaaS、コネクティッド、センシング分野における社内プロフェッショナルのノウハウ活用機会

最後に一言お願いします

鬼頭:会社のビジョンである「可動性(モビリティ)を社会の可能性に変える」の実現に向けて、人・モノの動き(人流・物流)だけでなく、ワクドキといった心の動き(感動)を共有できるプロダクト・サービスの開発を目指しています。近年のトレンドであるWeb3.0の先端技術を活用して、社会課題の解決につながる事業の開発を目指したく、スタートアップの皆様と共創できることを楽しみにしております。

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