郵便物クラウド管理&BPOサービス「トドケール」、1億円をプレシリーズA調達

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Image credit: Todoker

郵便物や配達物のクラウド管理 や BPO サービス「トドケール」を提供するトドケールは17日、プレシリーズ A ラウンドで1億円を調達したと発表した。このラウンドには、ジェネシア・ベンチャーズ、ニッセイ・キャピタル、有安伸宏氏が参加した。ニッセイ・キャピタルと有安氏は、以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。

トドケールは2020年9月にローンチした。荷物のデータをクラウドで管理することで、到着通知の自動化や管理台帳のデジタル化と自動化を行える。また、総務のテレワークや在宅勤務を可能にすることを目的に、オフィスに届く郵便物に対して遠隔で郵便物管理の業務を代⾏する BPO サービス「クラウドメール室」を2020年10月から提供している。

郵便物や配達物の取扱数は、トドケールがサービスを開始した2020年の第2四半期と比べ、2022年の第4四半期に42倍にまで成長したとしている。同社では今回調達した資金で、⽇本市場での事業拡⼤とプロダクトの開発と改善、マーケティング強化によってサービスの認知拡⼤、採⽤活動を行う計画だ。

この分野では、「atena(アテナ)」を運営する atena(旧社名 N-Technologies)が12月、日本郵政グループとの協業を念頭に、日本郵政キャピタルと資本業務提携したのは記憶に新しい。同社は昨年3月に実施したシリーズ A ラウンドまでに累積で2億5,500万円を調達している。また、各種マーケティングやプロモーションサービスを提供する Candee は、「うちの総務くん」を提供している。

via PR TIMES

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