CO₂排出量可視化クラウド「zeroboard」運営、24.4億円をシリーズA調達——香港ファンドのKeyrockがリード

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Image credit: Zeroboard

CO₂ 排出量算出・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を開発・提供するゼロボードは15日、シリーズ A ラウンドで24.4億円を調達したと発表した。これは同社にとって、2021年11月に実施したプレシリーズ A ラウンドに続くもので、累積調達額は約27.5億円に達した。同社はシリーズ A ラウンドの 1st クローズと 2nd クローズを完了し、今後、3rd クローズを実施するため、シリーズ A ラウンド全体での調達額はさらに増える見込み。

このラウンドは Keyrock Capital Management がリードし、DNX Ventures、インクルージョン・ジャパン、ジャフコ グループ(東証:8595)、DBJ キャピタル、Coral Capital、長瀬産業(東証:8012)、関西電力(東証:9503)、三菱 UFJ 銀行、岩谷産業(東証:8088)、豊田通商(東証:8015)、住友商事(東証:8053)、FFG ベンチャービジネスパートナーズ、オリックス(東証:8591)、みずほキャピタル、SMBC ベンチャーキャピタル、デライト・ベンチャーズ、U3 イノベーションズが参加した。

DNX Venttures とインクルージョン・ジャパンは前回ラウンドに続くフォローオン。

zeroboard はエアモビリティスタートアップとして知られる A.L.I. Technologies が2021年3月に発表。そこからスピンオフ(MBO)する形で、渡慶次道隆氏(現、ゼロボード代表取締役)が2021年9月に設立した。2022年10月時点で2,000社が導入している。また、顧客企業に対しては、温室効果ガス(GHG)削減ソリューションを提供する企業とのアライアンスを推進しており、今年1月時点でソリューションを提供するパートナー数が100社に到達したという。

ゼロボードでは今回調達した資金を使って、zeroboard のプロダクト機能開発の加速、顧客伴走型で支援するカスタマーサクセスなど専門人材の採用強化、グローバルなプラットフォームを目指す海外展開を進める。

via PR TIMES

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