製造業向けにクラウド型の生産管理ソリューション「最適ワークス」を提供するスカイディスクは5月24日、新規及び既存投資家を引受先とした第三者割当増資と金融機関からのデットファイナンスにより、約8億円の資金調達を実施した。これまでの累計資金調達額は約25億円となる。資金は「最適ワークス」の開発体制やマーケティングの強化、新人員の採用などに使用される予定。
「最適ワークス」は製造業のオーダー情報から設備・スタッフの最適な割り当て計画(生産計画)をAIが自動立案するサービスで、計画作業の効率化や属人化の解消、生産性向上に貢献する。2022年の正式リリースから8カ月でARR(年次収益)1億円を突破し、大手製造業でも採用されるなど実績を積み上げた。
同社はこれまでIoTとAIを活用したソリューション開発を手掛けていたが、4年前のシリーズCラウンドで約8.6億円を調達したものの、事業展開が難航し組織および事業の再編を実施している。取引先に製造業が多かったことから、AIを活用したSaaS型の生産スケジューラ「最適ワークス」が生まれ、今回の第三者割当増資につながった。
via PR TIMES
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