運転代行マッチングプラットフォーム「AIRCLE」運営、5,000万円をシリーズA2調達——累積調達額は5億円に

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「AIRCLE(エアクル)」
Image credit: Alpaca.Lab

沖縄に本拠を置き運転代行マッチングプラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」を運営する Alpaca.Lab は、シリーズ A ラウンドの 2nd クローズで5,000万円を調達したことを明らかにした。これは、同社が今年2月に明らかにしたシリーズ A ラウンドの 1st クローズに続くものだ。

2nd クローズに参加したのは、セゾン・ベンチャーズ、Open Network Lab(ESG1号)、琉球銀行(BOR ベンチャーファンド)。琉球銀行はシードラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達を受けて、同社のシリーズ A ラウンド全体の調達額は2.5億円、累積調達額は約5億円に達した。

Alpaca.Lab は、北陸先端科学技術大学院大学で人工知能の研究に携わっていた棚原生磨氏により2018年創業。琉球大学との共同研究により、運転代行業界の最適化を図ろうとするスタートアップだ。AIRCLE は、利用者と運転代行業者を繋ぐ配車プラットフォームで、現在は沖縄県と福岡県で展開している。利⽤者がスマホやタブレットから発注をすると、運転代⾏業者と利⽤者の位置情報を活⽤し、効率的なアルゴリズムにより最適な配車を⾏う。

運転代行業者は随伴⾞の位置情報をリアルタイムに確認しながら配⾞⼿配が可能な上、⽬的地へのルート案内のほか、受注・発注処理、ドライバー管理などの⽇常業務も⼀括管理できる。このほか、タイムロスやミスを削減を目的とした「BUSINESS」、半自動で配車管理を行う「OPERATOR」などの業務支援クラウドサービスも提供する。利用者によるダウンロードは70,000件、累計注文数は17万件超、運転代行業者は160業者360台以上。

Alpaca.Lab では今回の資金調達により、展開地域の拡大を目指し、マーケティング投資や新事業検証を積極化、また、採用を強化する。

via PR TIMES

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