新規事業の解像度を上げるユーザーインタビュー「ユニーリサーチ」に高機能プラン追加 #IVSPRWeek #IVS2023

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#IVSPRWeek はスタートアップカンファレンス「#IVS2023」とプレスリリース配信サービスのPR TIMESが企画する「Startup!PR Week」参加企業による新製品情報をお伝えします。同社のプレスリリースはこちらから

ニュースサマリー:インタビュープラットフォーム「ユニーリサーチ」を展開するプロダクトフォースは6月26日、サービスの新たなプラン「Proプラン」の提供開始を公表した。ユニーリサーチは企業が直接ユーザーにインタビューを行えるセルフ型リサーチサービスで、企業は自分でインタビューの設問や条件を設定し、全国のユーザーから応募を受け付ける。応募者の中から適切な対象者を選び、オンラインでインタビューを実施し、そのインタビュー結果は録音・録画され、テキスト化されて保存される。

最短で当日にユーザー調査が可能で、これまで提供していた「Liteプラン」で企業は、1名につき1時間のインタビューを6,000円から任意に設定した価格で実施することができる。

プロダクトフォースはLIFULLの社内新規事業提案制度から生まれ、2023年4月にスピンアウトしたスタートアップ。同社によると、主に大企業の新規事業部門やスタートアップなどが顧客で、2023年5月時点で1,000社以上の企業が利用している。今回発表する新プランではインタビュー設問数の増加、社名匿名調査、設問作成サポートを実現し、より高精度な調査を可能にするとしている。

話題のポイント:大企業からのスピンアウトやカーブアウト(スピンオフと異なり出身母体との関係はなくなるか薄くなる)タイプのスタートアップが増えてきました。これらの特徴は、大企業のリソースをうまく使って立ち上げの準備をし、独立後は完全に独り立ちすることで経営の責任や自主性を高めるところにあります。プロダクトフォース創業者の浜岡宏樹さんはLIFULLにて社内新規事業の取り組みを手掛けてきた人物です。

浜岡さんのお話によれば、新規事業の取り組みは失敗の連続で4度のピボットを経験したそうです。その過程で「ユーザーの解像度が低い」ことに気がつき、このユニーリサーチのアイデアへと辿り着いたのだとか。スタートアップは「課題探しレース」の側面がありますが、10年前と異なり、大体のサービスは既にあるか、なかった場合は誰も必要としていなかのいずれかが濃厚です。

思いついたアイデアを人に聞くにも身近な人たちだけではサンプル数は足りません。そこでユーザーヒアリング、インタビューとなるわけですが、この領域は既存プレーヤーがいるものの、一回の調査に数十万円を投じられるほど余裕のあるシード・スタートアップはそういません。そこで浜岡さんたちは数千円から1万円ほどの報酬でオープンにインタビューに答えてくれるオンラインプラットフォームを作った、というわけです。

今回のProプランは好評だったLiteプランを使った大企業やコンサルティング会社、広告代理店などからは、よりプロフェッショナル向けの機能要求が寄せられて作ったのだとか。

設問数が最大10問まで増え、シングル・マルチ・フリーアンサー形式での設問作成が可能になります。また、社名を公開せずに調査を行う「社名の匿名化」、ユニーリサーチに設問設計を委託できる「設問設計のサポート」、調査の都度の発注申請の手間を省く「チケット式の決済」、そしてチケットの管理や情報共有を円滑にする「チーム機能」など、便利な機能を充実させました。気になる価格ですが、1名あたりの料金は1万5,000円から2万円で、浜岡さんによると従来のインタビュー予算の半分程度で実施できるとのことです。

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