ChatGPTプラグインで〝スーパーアプリ戦略〟を展開、MixerBoxが地図と対話できるボット「ChatMap」公開

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Image credit: MixerBox(易享科技)

シリコンバレーに拠点を置くソフトウェアスタートアップ MixerBox(易享科技)は5日、地図 AI ボット「MixerBox ChatMap」を発表した。このサービスは、ChatGPT を使用し、リアル世界の地図情報に特化したものだ。ChatGPT Plus の加入ユーザは無料で ChatMap のプラグインを、ChatGPT Plus の非ユーザでも ChatMap アプリをダウンロードすれば無料で利用できる。

ChatMap は、ユーザが指示を出すと Google マップ情報を素早く読み取り要約してくれる。他の地図アプリと比べて、ユーザは直感的で自然な方法で地図と対話し、情報を取得することができる。ユーザはチャット感覚で質問を入力するだけで、近所のおすすめの小売店や飲食店、最適な移動手段などについての情報を AI が提供してくれる。

MixerBox はこれまでに Google 検索を利用した「MixerBox WebSearchG」やリアルタイムの天気予報を尋ねることができる「MixerBox Weather」など、10種類以上の ChatGPT プラグインをリリースしている。ChatMap のリリースにより、MixerBox は最も多くの ChatGPT プラグインを提供するデベロッパとなった。

MixerBox の創設者兼 CEO John Lai(頼俊毓)氏は、次のように述べている。

人々の生活を便利にするスーパーアプリの創造に取り組んでおり、ジェネレーティブ AI が新たなインターネット体験を提供できると信じている。今後も ChatGPT プラグインの開発を続けていく。

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