地域コミュニティアプリ「PIAZZA」運営、1.2億円を調達——MSIVC、CARTA VENTURES、西日本FGやJR東系から

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Image credit: Piazza

地域 SNS「PIAZZA(ピアッツァ)」を展開する PIAZZA は、直近ラウンドで1.2億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、三井住友海上キャピタル(MSIVC)、NCB ベンチャーキャピタル(西日本フィナンシャルホールディングス傘下の VC)、CARTA VENTURES、JR 東日本スタートアップが参加した。

これは、2021年12月のプレシリーズ B ラウンドに続くものだ。今回のラウンドは明らかにされていないが、事実上のシリーズ B ラウンドと見られる。MSIVC は2019年12月のシリーズ A ラウンドに続くフォローオン。今回の調達を受けて、累積調達額は4.8億円に達した。

PIAZZA は、リアルなコミュニティ施設の企画・運営や地域コミュニティアプリの開発・運営を通じて、次世代の「人々が支え合える街づくり」を支援している。現在、全国57の自治体や不動産デベロッパー・社会インフラの提携先と連携し、デジタルとリアルを組み合わせた地域活性化に取り組んでいる。

PIAZZA には、地域コミュニティの重要性を実感するユーザが多く、リアルタイムなコミュニケーションを提供するオンライン地域コミュニティプラットフォームだ。特に、「お譲り」という機能では、気軽に不用品をやりとりすることができ、コミュニケーションも活発に行われている。アクティブユーザは前年同月比で308%増加し、お譲り投稿数は222%増加した。

PIAZZA の取り組みは、現代の社会課題に対する解決策を提供するものでもある。少子高齢化や都市化といった問題が進行する中で、地域コミュニティの存在はますます重要となっている。PIAZZA は、コミュニティの希薄化や孤立化を打破し、人々が支え合える街を実現するために、デジタルツールを活用して地域のつながりを促進している。

さらに、地域の特性や課題を理解し、デジタル技術を活用して地域活性化を図ることで、街の魅力や資源を最大限に活かす取り組みを行っている。同社の地域コミュニティアプリは、地域住民同士のコミュニケーションを促進するだけでなく、地域の情報やイベント、サービスなどを提供する場としても機能している。

PIAZZA は、これからもさまざまな地域や企業との連携を深めながら、地域コミュニティの発展と街づくりの推進に努めていく。デジタルとリアルの融合により、人々の生活を豊かにするだけでなく、地域の課題解決や社会の持続的な発展に貢献することを目指すとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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