カード型チャットツール「postalk」、ホワイトボードの内容から文章とタスクを自動生成「postalk letter」を公開——GPT-4採用で品質向上も

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福岡を拠点にカード型チャットツール「postalk」を提供する postalk は12日、新機能「postalk letter」をリリースした。この機能は、ホワイトボードに書かれた内容から文章を生成するものだ。ミーティングの議事録やタスクを瞬時に生成し、効率的な業務運用を可能にする。

postalk は2018年5月の創業。2021年にドーガン・ベータ、FGN ABBALab ファンドから資金調達し、2021年12月に付箋を貼り合い、並べ替えることができる Web アプリ「postalk」をリリースした。

postalk の基本機能は自由に付箋を貼ることで、全員の意見が可視化され、会議がより効率的に進行するというものだ。さらに、今年4月にリリースされた「postalk with」を用いれば、会議中の話し合いが自動的に付箋として保存され、議事録係をなくすこともできる。

会議が終わった後も postalk letter を使用することで議事録やタスクの作成を簡単に行うことができ、会議前から会議後まで、全てのプロセスがデジタル化された効率的なコミュニケーションとタスク管理が可能になる。

代表取締役の川野洋平氏によれば、先週一般公開された Open AI の「GPT-4」を API 連携したことで議事録の生成精度はさらに向上しているという。同社では今後もテキストやタスク以外の機能を開発し、ミーティング前後のユーザ体験の向上を図る開発を進める計画だ。

via PR TIMES

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