福岡を拠点とする postalk は、同社の自社開発のデジタルホワイトボード「postalk」の iOS アプリと Chrome 拡張機能をリリースした。また、ミーティングの内容を自動でテキスト化し、付箋として配置する新機能「postalk with」を追加した。この機能は、OpenAI の 「ChatGPT」と「Whisper」の API を利用している。Chrome 拡張機能のリリースにより、Web ブラウザで動作する「Google Meet」のほか、Zoom・Microsoft Teams・Slack も Web ブラウザ上で起動すれば、postalk with を利用できる。

postalk with により、ユーザはミーティングの内容を付箋でまとめ構造化が可能となる。従来からの議事録ツールには、ミーティング内のプロセスのデジタル化が進んでいない課題があるが、postalk with は会議を高精度にテキスト化し、議論を文脈に沿って整理することで、議論をより深めることを支援する。postalk with は、postalk の登録ユーザは有償・無償に関わらず無料で利用可能。また、Chrome 拡張機能は、postalk アカウントを取得後、Chrome Store からダウンロードし利用できる。

ミーティングでは参加者の発言をホワイトボードに書き出したり、付箋を使ったブレインストーミングをしたりすることで議論を可視化・構造化し論点を深めていくが、文字を書いたり、タイピングしたりしながら議論に参加することは誰にでもできることではない。特にオンラインミーティングの場合、ツールの熟知が必要で、議事録をとる人が固定化してしまいがちという問題も生じやすい。postalk では、AI 技術を使って話したことが自動で付箋化される機能により、議論をより深められるようになるとしている。

via PR TIMES     Summarized by ChatGPT