Unity、Apple Vision Pro開発者向けにvisionOSのベータプログラムをローンチ

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Apple Vision Pro

Unity は先週、visionOS 向けに Unity PolySpatial へのアクセスを提供するベータプログラムを開始すると発表した。Appleと のパートナーシップの一環として、開発者は Unity のエディタを使って Apple のヘッドセット「Vision Pro」向けの体験を構築できる。既存のアプリやゲームを移植したり、エディタで新しいものを作成し、Vision Pro で直接プレビューすることができる。

Unity の SVP 兼 Unity Runtime Editor で Ecosystems 担当 GM  Ralph Hauwert 氏は、次のように述べている。

Apple と協力することで、何百万ものゲームやアプリの開発者のエコシステムが、このエキサイティングな新プラットフォームに Unityア プリを提供できることを嬉しく思います。Unity PolySpatialに より、開発者の皆様が慣れ親しんだエディタを使って、新しい没入型体験をより効率的かつ合理的に作成できるようになります。これは、開発者が一度作成すればどこでも出荷できるという当社の約束の中核をなすものです。

Apple の Vision 製品グループ担当副社長 Mike Rockwell 氏は、声明の中で次のように述べている。

Unity ベースのアプリケーションやゲームは Apple Vision Pro 上でネイティブに動作するため、低遅延パススルーや高解像度レンダリングなどの画期的な visionOS 機能を利用できます。これにより、Unity 開発者は Apple Vision Pro のパワフルでユニークな機能をフルに活用することができます。どのような素晴らしい体験が生み出されるのか、今から楽しみでなりません。

Unityに よると、visionOS ベータ版は、開発者がコンテンツを新しい空間環境に移植するプロセスを容易にする。デベロッパーの Triband はすでに PolySpatial を使用して、同社のタイトル「What the Golf?」を Vision Pro に導入している。開発者は今すぐ Unity でベータ版にサインアップできる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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