＜ピックアップ＞ 제주창조경제혁신센터, 재일교포 출자로 재원 마련 추진…일본 진출 스타트업에 투자

済州（チェジュ）創造経済革新センター（제주창조경제혁신센터）は、韓国スタートアップの日本進出を支援するため、日本の経営コンサルティンググループのセブンセンスグループと協力し、投資ファンドの組成に着手した。セブンセンスグループは日本国内の経営・会計・税務など企業コンサルティング分野で活動しており、日本全国に11の拠点を設け、2,000社以上にサービスを提供している。

セブンセンスグループ傘下のセブンスターパートナーズは、野村證券出身のチョン・アヌ（정안우）氏とソ・ヨンイ（徐瑛義、서영의）氏により設立された。同社は、在日韓国人2世や3世らが LP 出資する10億円ファンドを組成し、日本に進出する韓国スタートアップに出資する。チェジュ創造経済革新センターは約2億円規模の投資財源を設けているが、セブンセンスグループとの覚書を受け、新たな財源を確保する計画だ。

ドイツの「de:hub」やイギリスの「Digital Catapult」に似て、創造経済革新センターは、韓国の朴槿恵（박근혜）政権のもと韓国全土の広域自治体に設置され、各センター毎に大企業1社が1つの産業テーマを担当するスタートアップ支援組織だ（チェジュ拠点は Daum Kakako が担当、観光分野に特化している）。

チェジュ創造経済革新センターは今年7月、沖縄 IT イノベーションセンター（ISCO）と日韓のスタートアップ交流を拡大する覚書を締結した。ISCO は観光とテクノロジーをテーマにしたリゾテックを推進している。

via Platum（플래텀）