Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」運営、デット含め4.8億円をシリーズB調達

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Image credit: Original Life

Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営するオリジナルライフは29日、シリーズBラウンドで約4.8億円を調達したと発表した。このラウンドにはニッセイキャピタル、日本ベンチャーキャピタル、エイチ・アイ・エス、博報堂DYベンチャーズが参加した。金額にはデットが含まれる。

これは同社にとって、2020年1月に実施した調達に続くものだ。ニッセイキャピタルは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達を受けて、オリジナルライフの累計調達額は9.5億円に達した。今回調達した資金は、既存事業の全国展開と既存ユーザに向けたサービス展開に充てられる予定だ。

「ウェディングニュース」は、プロポーズ前から、入籍、新生活、結婚式、ハネムーンまで新婚生活の1年間をナビゲートする、Z世代向けの結婚準備アプリ。結婚準備領域の課題である情報非対称性、料金の不透明さ、複雑なタスク、手作業の負担などをテクノロジーで解決し、人生の思い出となる結婚をサポートする。アプリでは、実際の経験に基づいた約1万組のカップルの結婚式レポートや先輩花嫁の知恵から作成された独自コンテンツが配信される。

コロナ禍では、それまでの雑誌を中心とした「広告モデル」から、実際にユーザーが結婚式場を契約した際に手数料を受け取る「成約手数料モデル」へとビジネスモデルの転換を行い、ユーザー数や取扱高の大幅な成長を遂げたという。また、広告にかかる多大なコストをユーザーに還元するモデルを採用したことにより、花嫁診断によるマッチングや、成約時のキャンセル補償など、利用者にとってメリットの大きいサービスの提供につながっているという。

オリジナルライフは今後、ハネムーン領域での情報発信の強化、指輪領域への本格的なサービス展開、結婚式場向けの顧客管理SaaS「ラクーダウェディング」の導入拡大など、さらなる事業の拡大を進めるとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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