本稿は、Technode（動点科技）が、1月22日〜1月26日に配信した「News Feed」記事の中から主要ニュースを翻訳したものです。

SHEIN の評価額が450億米ドルに下落、捜査や IPO 遅延で（1月26日）

Bloomberg によると、IPO 計画が宙に浮いている中、中国創業の e コマースブランド「SHEIN」の評価額は、非公開市場での株式売却を検討している一部の投資家から450億米ドルと評価されているという。ファストファッション大手の同社は、昨年5月に最新の資金調達ラウンドで20億米ドルを調達し、その評価額は660億米ドルに達した。先週 Bloomberg が報じたところによると、SHEIN はアメリカでの上場を加速させようとしているため、中国のサイバースペース管理局による審査を受けている。

一方、同社はアメリカの議員たちからの抵抗に直面しており、アメリカ規制当局に対し、SHEIN の強制労働使用疑惑に関する主張が完全に調査されるまで IPO を中止するよう求めるようだ。Bloomberg の報道は、比較的低い評価額にもかかわらず、買い手を見つけるのに苦労しているという情報筋の言葉を引用している。（Bloomberg）

Baidu（百度）の AI モデル、中国で Samsung の新スマートフォンに搭載（1月26日）

中国の Baidu（百度）は、 Samsung の最新スマートフォン「Galaxy S24シリーズ」に ERNIE（文心）基盤モデルを統合し、AI 事業を拡大した。Baidu が26日に発表したプレスリリースによると、中国では、Baidu の ERNIE モデルを搭載した Galaxy AI が、リアルタイムの通話翻訳、要約、高度なタイプセットなどの機能を提供する。

Samsung の新しい Galaxy S24シリーズは、グレートファイアウォール（金盾）が中国本土で Google や OpenAI の「ChatGPT」、その他の主流サイトをブロックしているため、中国国外では Google の AI モデル「Gemini」を搭載している。（動点科技）

フリマアプリ「Xianyu（閑魚）」、初のリアルマーケットプレイスをオープン（1月23日）

Alibaba（阿里巴巴）の中古品取引アプリ「Xianyu（閑魚）」は、杭州市拱墅区にオフラインのマーケットプレイスをオープンする。

Alibaba（阿里巴巴）は Xianyu にその価値を証明し、独立した子会社として運営するための3年間を与えており、この実店舗への試みは最初の大きな一歩と見られている。28日にオープン予定の実店舗型フリーマーケットでは、地元の顧客が中古品を販売し、他の中古品販売業者から直接商品を購入することができると、Xianyu は公式 WeChat（微信）アカウントへの投稿で述べた。

Xianyu の人気は、消費者が新品の商品を求める傾向にあるため、ここ数年、e コマースの Taobao（淘宝）や JD（京東）の影に隠れていたが、収集可能なおもちゃやカードに関しては、Xianyu が若者に人気の目的地となっている。このような状況は、1995年から2010年の間に生まれた Z 世代ユーザが、Xianyu の5億人のアカウントホルダーの60％以上を占めていることに由来する。（動点科技）

Luckin Coffee（瑞幸咖啡）、「Moutai（茅台酒）」とコーヒー無添加飲料を開発（1月22日）

Luckin Coffee（瑞幸咖啡）は昨年9月のアルコール入りラテの話題を再現しようと、バイチュウ（白酒）ブランド「Moutai（茅台酒）」と、来たる辰年（編注：中国は旧暦で正月を祝う）のために特別にデザインされた新鮮な共同ブランド飲料で再び手を組むことにした。

「酱香巧克力（編注：「酱香」は白酒の香りの一種、「巧克力」はチョコレートの意）」と名付けられたこのドリンクは、コーヒー無添加で価格は38人民元（約790円）、販売初日の22日には18人民元（約380円）に割引された。

しかし、ソーシャルメディア上では、前回のラテと同様、消費者の感想はさまざまだった。このチョコレートドリンクは、輸入されたココアパウダーとアルコール度数53％の白酒を含む濃厚なミルクで作られている。（瑞幸咖啡）

【via TechNode】 @technodechina

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