性的少数者が出会える共感型マッチングアプリ「PIAMY」がシード調達——QXLV、IDHD、インキュベイトFから

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IVS LaunchPad Seed 2023 Winter でピッチする、アルトレオス 代表取締役 星マリコ氏
Image credit: Masaru Ikeda

レズビアンやセクシュアルマイノリティが出会える共感型マッチングアプリ「PIAMY」を運営する ARTREOSS(アルトレオス)は7日、シードラウンドで資金調達を実施したと発表した。このラウンドにはQXLV(クオンタムリープベンチャーズ)、IDホールディングス(東証:4709)、インキュベイトファンドが参加した。なお、調達額は開示されていない。

PIAMYは、レズビアンやセクシュアルマイノリティが自分らしさを表現し、共感できる人とつながることを目的としたマッチングアプリ。ユーザは、文字や写真の投稿に「ピアリング」と呼ばれる興味関心を示す目印をつけ、共感できる人を見つけることができる。登録には免許証などの身分証の確認が必要で、各種認証や運営のリアルタイムの監視によって安全な空間が実現されているという。

ARTREOSS は2023年に創業。2022年の統計で、結婚した人のうちマッチングアプリを通じて出会った人が22.6%にも上る一方、レズビアンやセクシュアルマイノリティの女性が十分な出会いの機会を得られていないという課題を解決するためにPIAMYを開発した。

このアプリは、サイバーハラスメントの問題が増加する中、特にSNS上で自己表現が難しい状況にあるセクシュアルマイノリティの女性のために、安全な出会いの場を提供することを目的としている。2024年2月現在、アプリのダウンロード数はAndroid版で2.2万件に達したという。

今回調達した資金は、iOS版アプリの開発を含む開発体制の強化、マーケティング活動の強化に充てられる。また、投資家であるIDホールディングスと連携し、セキュリティ意識の向上と継続的な教育、知見のアップデートを進める方針だとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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