スタートアップ転職で何が起こる?ーーヒュープロ・山本さん、はやまりに聞く「大手・異業種からの採用リアル」【3月12日・参加者募集】

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イベントサマリー:サイバーエージェント・キャピタルは3月12日、大手企業・異業種からのスタートアップ採用をテーマにした勉強会「【カムスタ!アカデミー】大手企業・異業種からのスタートアップ採用がわかるイベント」を開催する。参加対象となるのはスタートアップ経営に関係する起業家、経営陣、および今後、スタートアップへの転職などを検討している採用担当者やビジネスパーソン。セッション終了後にはミートアップも予定されている。

登壇するのは弁護士や会計士など士業・管理部門の転職エージェント「ヒュープロ」の代表取締役、山本 玲奈氏とサイバーエージェントにて投資などを担当、その後、スタートアップ向け転職エージェント「Sworkers」を創業したSworkers代表取締役の坡山里帆氏。前回に引き続き、本誌BRIDGEもメディアパートナーとして参加し、筆者がセッションモデレーターを務めさせていただく。イベントの募集は2月29日まで。イベントの参加は無料でこちらから応募が可能。

イベント概要

登壇者

  • 株式会社ヒュープロ 代表取締役 山本 玲奈 氏
  • 株式会社Sworkers 代表取締役 坡山 里帆 氏

話題のポイント:ほぼ全てのテックスタートアップにとって成長の壁となるのがプロダクトと採用です。設備投資のようなケースがない場合、多くの投資金はこの採用に注がれるのが一般的です。逆に言えば、プロダクトがある程度の形になった後の「採用戦略」はそのままそのスタートアップの成長の鍵を握ることになります。

ここ数年はスタートアップ側も、支援するVCやファンド側もそのことをよく理解してか、スタートアップへの転職を希望する人たちの人材プールを作ったり、経営幹部候補については独自のネットワークを作ったりなど、いろいろな活動があると耳にします。

先日、日経からこんな記事が出ていました。

「日本経済新聞社が実施した2023年の「NEXTユニコーン調査」によると、正社員の年収を開示した78社の23年度の平均見込み額は前年度比6%増の710万円だった。700万円超えは調査開始以降初めてで、上場企業を上回る水準だ。(スタートアップ、平均年収700万円超え 上場企業上回る)」

一般企業、特に大手の企業からスタートアップへの転職において、ひとつのネックとなるのが年収と言われていました。資金的な余裕があって「別に給料いらないからSO弾んでよ!」みたいな例は稀で、多くのケースではやはり日々のキャッシュフローが必要になってきます。ただここも記事にある通り、資金的な流入が乏しかった10年前ならいざ知らず、最近は成長のステップを踏んだスタートアップには適切に資金が注入されるようになっています。

一方、問題になるのは「それ以外」の部分です。実際にスタートアップに転職してみたらメディアで報道されているような姿と実態が違った、日々がドタバタすぎてついていけなかったなどなど、まだまだ発展途上にあるのも確かです。

そこで今回は「採用サイド」で大手からの人材を受け入れつつ、自身もプロフェッショナルの転職エージェントを運営されているヒュープロの山本さんと、サイバーエージェントの通称「藤田ファンド」で数多くのスタートアップ経営の裏側を見てきた「はやまり」こと坡山里帆さんに「転職者サイド」の本音をお聞きします。

当日は主にスタートアップの経営者・採用担当者、特にアーリーステージから抜け出してこれから採用に力を入れようという方に役立つ内容をお二人から引き出したいと思っています。大手からの経験者を採用したいけど、どのようなトラップが待ち受けているのか、報酬は?働き方は?カルチャーフィットをどうやって確かめればいい?こんな「あるある」のお悩みを中心に、Q&A時間豊富にお届けする予定です。

ということで当日をお楽しみに。

参考記事

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