士業に特化した「最速転職HUPRO」運営のヒュープロ、プレシリーズAラウンドでXTech Venturesから6,000万円を調達

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左から:ヒュープロ創業者で代表取締役の山本玲奈氏、XTech Ventures ジェネラルパートナーの手嶋浩己氏
Image credit: Hupro

会計士、税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士など士業に特化した転職サービス「最速転職 HUPRO(以下、HUPRO と略す)」を運営するヒュープロは、プレシリーズ A ラウンドで6,000万円を XTech Ventures から調達したと発表した。ヒュープロにとっては、2015年の創業直後に実施した、ウェイビー、コロプラネクスト1号ファンド、複数の個人投資家からの資金調達(エンジェル/シードラウンド)に続くものとなる。

一般的なエージェントに転職希望者がエントリをすると、最初の面接までに最低でも1週間、そこから、エージェントは企業とのマッチングと紹介、転職希望者と企業の面接を実施し、双方の折り合いがつけば、晴れて転職となる。HUPRO は取扱業種を士業に絞り込むことで、企業側が転職希望者に求めるスキルセットの具体化に成功、転職希望者にエントリ段階でスキルセットを入力してもらうことで、面接プロセスを電話ヒアリングに置き換えることによりスピードアップ。こうして、通常はエントリから転職先からの内定獲得に平均60日必要となるプロセスを、3分の1の平均21日にまで圧縮することが可能になったという。

企業にとって、士業の資格を持つ社員は防御部門なので、誰かが辞めたら早く(補填すべく)新しい人を採用したいというモチベーションが生まれやすい。一方で、士業資格を持つ人にとっては、より高位な資格を取得するための勉強時間を確保できる環境を求めていたり、資格を持っていて求職したいものの現在は休業して主婦をしているなどの理由から、面接にあまり多くの時間をかけられなかったりという事情がある。HUPRO を使えば、採用・転職プロセスを省力化・効率化することで、企業と求職者/転職希望者の双方がメリットを享受できることになる。

ヒュープロ創業者で代表取締役の山本玲奈氏は、幼少期から18年間に渡り海外で生活。当初、弁護士を目指していたが、その予備校の授業料を確保するために、賞金を獲得すべくビジネスコンテストに応募。このコンテストを通じて、ある上場企業の子会社の立ち上げを経験、起業の楽しさを体感しヒュープロの創業に至った。創業からの約3年間でのべ3,000社が HUPRO を利用しており、士業含む登録ユーザ数は約1,600人。ユーザの半数以上は20代〜30代の人々だという。

ヒュープロでは今回調達した資金を使って、現在(業務委託を含め)17人いるチーム体制を強化する。具体的にはアルゴリズムや数学に強いエンジニアを採用、マッチングアルゴリズムをブラッシュアップすることで、現在、85%前後を目指している企業側での書類選考通過率を100%程度にまで近づけたいという。将来的には、社風を見える化することによるマッチング率向上、看護師や建築士など他分野への横展開、士業のキャリアプラン支援やスキルアップのための付加サービスを計画している。

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