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<ピックアップ> OpenAI’s Japanese Rival Gets $1 Billion Valuation From Silicon Valley Investors
東京を拠点とする AI スタートアップ Sakana AI が直近のラウンドで1億米ドルを調達したことが明らかになった。このラウンドは、New Enterprise Associates(NEA)、Lux Capital、Khosla Ventures が共同リードした。Lux Capital、Khosla Ventures は2024年1月に発表したシードラウンドに続くフォローオンでの参加。
Sakana AI は以前のラウンドで、NTT、KDDI、ソニーなど日本の大企業からも出資を受けている。今回の調達のラウンドは不明だが、同社の企業価値は10億米ドルと確認され、日本国内では創業から史上最短でユニコーンとなったことが明らかになった
Sakana AI は昨年、Google の DeepMind の元従業員らによって設立されたスタートアップだ。同社はこれまで収益を上げていないが、これまでに多くの AI 開発者を世界中から東京に集めることに成功している。シリコンバレー以外の海外 AI スタートアップへの投資の広がりを物語る動きについて、NEA の責任者はこう述べた。
優れた AI 技術は世界中に存在します。Sakana AI が開発する現地に根差した LLM が、グローバルでの AI 発展をけん引する可能性を秘めています。
Sakana AI はこの調達で得た資金を活用し、研究開発の加速、人材の確保、製品の強化を進める方針だ。日本発の最先端 AI で世界に貢献することを目指すという。LLM(大規模言語モデル)は自然言語処理や機械翻訳などの分野で不可欠な基盤技術で、その市場は今後さらに拡大が見込まれている。
via The Information
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