健康管理用スマートリング開発、SOXAIが8.8億円をシリーズA調達

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Image credit: SOXAI

健康管理用スマートリング「SOXAI RING(ソクサイリング)」を開発する SOXAI(ソクサイ)は21日、シリーズ A ラウンドで8.8億円を調達したと発表した。

このラウンドには未来創生ファンド(スパークス・グループが運営、トヨタ自動車と三井住友銀行が出資)、みずほキャピタル、PARAMOUNT BED Healthcare Fund(パラマウントベッドのCVC)、SUMISEI INNOVATION FUND(住友生命のCVC)、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND(博報堂DYグループのCVC)、NTT ドコモ・ベンチャーズ、TENTIAL、フューチャーベンチャーキャピタル(東証:8462)が参加した。

これは同社にとって、2022年9月に実施した調達に続くものだ。

SOXAI の事業は、ヘルスケアをライフスタイルに取り入れることを目指しており、「SOXAI RING」はその主要製品である。

このスマートリングは、幅7.6mm、厚み2.5mmという超小型デバイスでありながら、多様なバイタルデータを収集する機能を搭載している。光学式心拍数センサー、酸素レベルモニタリング用赤色および赤外線センサー、AI 搭載3D 加速度センサー、皮膚温度センサー、ジャイロセンサーなどを搭載しており、心拍数、血中酸素レベル、体表面温度、活動量などのデータを継続的かつ精確に取得する。

このデータは、独自のアルゴリズムを用いて解析され、ユーザの睡眠状態、ストレスレベル、活動状態などがスマートフォンアプリに表示される。これにより、ユーザは自身の健康状態を把握し、生活習慣の改善に役立てることができる。

今回調達した資金は、更なる機能開発・マーケティング・製品生産・人材採用などに充てられ、事業スピードの加速とサービス品質の向上を目指すとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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