テクノロジー×専門家の会計事務所「SoVa」、2.8億円をシリーズA調達——ブーストキャピタルとジャフコがリード

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Image credit: SoVa

バーチャル会計事務所「SoVa」を提供する SoVa は21日、シリーズ A ラウンドで約2.8億円を調達したと発表した。このラウンドはブーストキャピタルとジャフコグループ(東証:8595)がリードし、グローブアドバイザーズベンチャーズ、ココナラスキルパートナーズ、ちゅうぎんキャピタルパートナーズが参加した。今回の資金調達により、SoVa は会計人材の採用、組織体制の強化、さらなるプロダクト開発を加速させる予定だ。

これは同社が2023年3月に明らかにしたプレシリーズ A ラウンドに続くものだ。ジャフコグループ、グローブアドバイザーズベンチャーズ、ココナラスキルパートナーズ、ちゅうぎんキャピタルパートナーズは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達を受けて、累積調達額は、これまでに明らかになっているだけで約5.1億円に達した。

2021年にサービスを開始した SoVa は、最新のテクノロジーと専門家の知識を融合させることで、効率的かつ包括的なバックオフィスサポートを実現している。従来の会計事務所が主に記帳代行や確定申告などの基本的なサービスに留まっていたのに対し、SoVaの「丸投げプラン」は月額29,800円(税別)から利用可能で、記帳、給与計算、役所手続きの代行に加え、会計データに基づく経営アドバイスまでを一括して提供する。これにより、経営者は本業に集中できる環境を得られる。

さらに、SoVa は昨年特許取得した技術を活用し、AI と会計データを組み合わせた経営アドバイスサービスの実用化を目指している。これは、人的経験と機械学習の利点を組み合わせ、より精度の高い経営判断支援を可能にしようとするものだ。また、既存の会計事務所業務の DX 化・効率化を促進する連携体制の構築も計画しており、業界全体の変革を視野に入れているとしている。

via PR TIMES      Summarized by ChatGPT

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