設備保全DXアプリ「M2X」、DCMから3億円をシリーズA調達

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Image credit: M2X

設備保全 DX アプリ「M2X(エム・ツー・エックス)」を提供する M2X は3日、シリーズ A ラウンドで DCM Ventures から3億円を調達したことを明らかにした。以前のラウンドの詳細は不明だが、M2X は2023年にシードプログラム「DCM Atlas」に採択され、この際に、DCM Ventures から4,000万円の出資を受けている可能性がある。今回の調達を受けて、M2X の累積調達額は3.4億円に達した。

M2X は、製造現場における設備保全(メンテナンス)業務のデジタル化を推進するアプリケーションだ。従来の紙やエクセルを中心としたアナログな業務プロセスを刷新し、モバイルと AI を活用したオールインワンソリューションを提供している。同社は、設備トラブルの迅速な把握と対応、部品在庫管理の効率化、図面や過去履歴の容易な検索など、設備保全業務における課題解決を目指す。

注目すべきは、M2X がローンチからわずか1年程度で多くの大手メーカーから支持を得ていることだ。エバラ食品工業、シマダヤ、トンボ鉛筆などの著名企業が既に導入しており、今年2月には日本プラントメンテナンス協会から「TPM 優秀商品賞」を受賞するなど評価も高まっている。今回の資金調達を受け、M2X は準創業メンバーの採用や組織強化を進め、製品開発をさらに加速させる方針だ。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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