MaaS Tech Japan、住民参加型ソリューション開発強化で資金調達——新たにヴァル研、西鉄、MUCAPが参加

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「Noluday(のるでぃ)」
Image credit: MaaS Tech Japan

モビリティサービス(MaaS)の開発を行う MaaS Tech Japan は2日、直近のラウンドで資金調達を実施したと発表した。ラウンドステージ、調達額は共に開示されていない。このラウンドに参加したのは、インクルージョン・ジャパン、ゼンリンフューチャーパートナーズ、ヴァル研究所、西日本鉄道(東証:9031)、三菱 UFJ キャピタル(MUCAP)、グロービス・キャピタル・パートナーズ、DBJ キャピタル。

今回のラウンドに参加した投資家のうち、インクルージョン・ジャパン、ゼンリンフューチャーパートナーズ、グロービス・キャピタル・パートナーズ、DBJ キャピタルは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達は、MaaS Tech Japan にとって、2021年12月に明らかにした3.2億円の調達(ラウンドは不明)に続くものだ。

MaaS Tech Japan は、少子高齢化や地域過疎化に伴う交通・モビリティインフラの縮小という社会課題に対応するため、都市・交通分野におけるデータ利活用による DX を推進している。同社はこれまでに、異なる事業者やモビリティ間の移動実績データを統合・連携できる「SeeMaaS」などのプラットフォームを提供してきた。

MaaS Tech Japan は7月、住民参加型 MaaS ソリューション「Noluday(のるでぃ)」をローンチした。Noluday では、目的地情報の検索や配車予約を含む交通サービスのほか、利用者のアンケート調査やデータ分析といったダッシュボード機能も搭載する。今回調達した資金は、Noluday の新機能開発、地域公共交通計画作成支援アプリの開発、人材採用・育成を通じた組織体制の強化に使われる予定だ。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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