​​製造業DX SaaS「Smart Craft」がβローンチ、ジェネシアVとANOBAKAから5,000万円のシード調達も明らかに

SHARE:
Image credit: Smart Craft

東京に拠点を置く Smart Craft は12日、工場現場の DX(デジタルトランスフォーメーション)を目的とした製造業向け SaaS「Smart Craft」をβローンチした。また、シードラウンドで、ジェネシア・ベンチャーズと ANOBAKA から5,000万円を調達していたことも明らかにした。資料によれば、シードラウンドの実施時期は、2021年7月頃と推定される。

Smart Craft は、キーエンス、アクセンチュア出身の浮部史也氏(現・代表取締役)らにより2021年6月に創業。「モノづくり産業のニュースタンダードを創る」というミッションを掲げ、Smart Craft を開発している。

Smart Ctaft は、製造データや作業データを一元管理し、自動でデータ集計までを行うクラウドサービス。タブレットやスマートフォンを用いて、これまで手書きで記入していた生産日報などをデジタル化し、また、Excel で行っていた生産実績の集計をリアルタイムにダッシュボードへグラフ表示する。約10社ほどの製造企業でβ版の無料トライアルが決まっているという。

この分野では、共に昨年10月、京都を拠点に工場 DX のための現場向け SaaS を開発する「ものレボ」が1.8億円を調達。また、名古屋を拠点に、製造業向け生産管理 SaaS「monit(モニット)」を開発・運営するトランスミットがプレシリーズ A ラウンドで1.24億円を調達したのが記憶に新しい。

via PR TIMES

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する