<ピックアップ> 7 Tips for Surviving The Leap From Employee to Entrepreneur
会社員を経験してから起業をする、というキャリアパスを描いている方はどのような留意点が必要なのでしょうか。私も過去、そのような境遇(起業家にならなくとも、スタートアップへ転職する場合)で、あまり上手くいかず、数カ月や1年といった短期間で仕事を離れてしまう方をみてきました。
ここには株式公開されている会社や、プライベートであっても十分ビジネスが回っている会社と、投資を受けながら急成長を願うスタートアップにはどのようなギャップが存在しているかを理解せず、起業、もしくは転職してしまうことに理由があるような気がしています。もちろんこれもいつもの如く、経験しなければ分からない箇所なのですが。
Mashableに会社員から起業家へジャンプする時に考えたいヒントが掲載されていたのですが、これは、前述の通り起業だけでなく転職時(特にごく初期のビジネスがまだ不安定な時期のスタートアップ)にも役立つポイントと思われましたのでご紹介したいと思います。
- 1:「ノー」を覚える
- 2:完璧は忘れる
- 3:長時間労働を恐れない
- 4:なんでもやる準備をしておく
- 5:孤独に耐える
- 6:まじめに予定を立てる
- 7:貯金しておく
なかでも1番目の「ノー」を覚える、という指摘はなかなか深いものがあります。Mashableでの指摘は端的に言うと全部ハイハイ言ってたら時間がなくなるので「ノー」を覚えて優先順位を付けなさい、という話なのですが、私はもうひとつ別の意味もあるかなと思っています。
それはそれが本当に大切なことなのかどうか「自分で判断する」という側面です。
これは私の経験でもありますが、常に上司や経営陣の言うことに「ハイハイ」と応えてればいいや、という時期が長くなると、スタートアップの現場に来た時、このハイハイという「相手」を探そうとしてしまうんですね。当たり前ですが、自分でスタートアップした場合は相手がいませんから、否が応でも自分でなんとかしないといけないのですが、転職となると少しややこしいです。
当然、上司「っぽい」相手がいますから、ついついこれをやってしまうのです。
しかし、創業期のスタートアップは全員が自分の頭で考えて行動することを常に求められます。このズレが大きいと、雇った側は「自分で考えて動かない」、雇われた側は「まともにオーダーもできないのか」となるわけです。具体例は出せませんが。
ということで、スタートアップに興味ある方はぜひ原文も合わせてご覧下さい。
via Mashable 【G翻訳】
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