株式会社SO-KENは、食品に印刷できるダイレクトフードプリンタ「TP-101E」を発売した。
厚さ15mmまでの食品に食用インクでの印刷が可能。同社のサイトではクッキーやマシュマロ、チョコレート、マカロンなどへの印刷をサンプルとして紹介している。
食用インクは食品衛生法で許可されている食品添加物のみを原料とし、食品添加物製造業の許可を得た工場にて製品化。また、プリンタ本体も日本の食品基準に基づいて開発するなど、安全面にも配慮しているとしている。
印刷できる範囲は125×190mm、印刷できる重さは500gまでで、素材の形状違いは形状ごとの専用治具を使って印刷。OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS Xをサポートする。
こうしたダイレクトフードプリンタはこれまでも業務用として販売されていたが、価格帯が100万円以上と非常に高価だったのに対し、TP-101Eは税込13万5000円と10万円台の価格帯を実現。初回入荷分はすでに完売するほど人気で、現在は7月中旬の予約をサイト上で受け付けている。
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する