シンプル、小型化、軽量化されたスマートウォッチが登場する中、流れに逆行するかのようなウェアラブルデバイスが登場している。Rufus Labsが開発している「Rufus Cuff」だ。
Rufus Cuffは、手首に装着して使うデバイスとしては大きめの3インチのTFT液晶画面(400 x 240 QVGA)に加え、GPS、Bluetooth、Wi-Fi、加速度センサー、6軸ジャイルスコープ、マイク、カメラ等を搭載。いわゆるスマートウォッチの類だが、その形状からか開発元のRufus Labsは「リストコミュニケーター」と称している。
OSにはAndroid(Kit Kat)を搭載し、Bluetoothで接続したAndroidやiOS端末の音楽プレイリストの操作やカメラ撮影の操作などが行える。
また、Rufus Cuff単体でもWi-Fi経由で音声、ビデオ通話や、画面のタッチ入力でのメッセージ送受信ができる。
Google Playからもアプリを追加可能で、加速度センサーやGPSを利用するRun Trackerなどのフィットネス向けアプリもサポートする。
このRufus Cuff、クラウドファウンディングサイトのIndiegogoにて開発資金の出資を募っており、2014年5月に目標額の20万ドルを超える36万ドルあまりの調達に成功しているが、同サイトのパイロットプログラムにより、現在も無期限で資金調達を継続中だ。
279ドルの出資からRufus Cuffを手に入れることができる。また、同社サイトでも予約販売を行っており、いずれも2015年4月ごろの発送となる見込みのようだ。
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