支出を見える化する家計簿アプリ「Photo Money」、週単位の見直し機能で効率的な支出改善をサポート

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

ここ数年間にわたって、日本のデベロッパからは多くの家計簿アプリがリリースされてきた。中でも特筆すべきは、ZaimReceReco の両者が、レシートを素早くスキャンするために OCR を実装し、非常に入力しやすい方法を採用していることだ。しかし今日は、個人の支出を管理する上で、より〝見える化アプローチ〟を取る新しいアプリを紹介したいと思う。名前は Photo Money だ。

現在、英語と日本語の両方が使え、iOS 版が利用可能だ。このアプリでは、購入したあらゆるものを写真撮影し、大きな計算機のようなインタフェースを使って価格を入力する。あらゆる通貨で入力できるので、世界中のユーザが Photo Money を使うことが可能だ。こうして購入履歴を記録した結果は、見える化された状態で表示され、ユーザは時間を遡って支出を見直すことができる。

他のアプリと異なる点は、週単位でのみ記録を表示する点だろう。フォトギャラリー画面で画面のスペースの制約からなのかもしれないが、このデベロッパによると、週単位で見ることで、支出の改善で繰り返す見直し作業が短時間で済ませるから、ということだ。今週の支出が好ましい結果ではなかったら、このアプリを使って、次の月曜日からは、よりよい一週間のスタートを切ることが出来るだろう。

Photo Money は RandyApps [1] が開発しており、有料で広告非表示版が欲しいと思うユーザは少なくないだろうが、このアプリは広告表示をするアプリだ。アプリストアでは上位にはランク入りしていないが、競争相手がそれほどは多くない「ファイナンス」カテゴリに入っていれば(当面「写真/ビデオ」アプリのカテゴリに入っている)、Zaim や ReceReco のようにより目立つ存在になっていただろう。

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  1. 私は日本のデベロッパと話をしたが、彼らは日本か、オーストラリアを拠点としていると思われる。確信はない。 

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