IoT・AI・ビッグデータに関する資金支援や規制改革を行う「IoT推進ラボ」がプログラムへの参加企業を募集中

Junya Mori by Junya Mori on 2015.12.30

Some rights reserved by Mike

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経済産業省と総務省が2015年10月23日に「IoT推進コンソーシアム」を設立した。その下部組織であるビジネスモデルの創出や規制改革などの検討をする「先進的モデル事業推進ワーキンググループ(IoT推進ラボ)」の活動内容が、同年10月30日の会合にて発表された。

同ワーキンググループは、「IoT」と名付けられているが、対象となるテーマはIoTに留まらない。IoT・AI・ビッグデータなど、産業を大きく変え得る技術領域における先進プロジェクトの創出・社会実装を目指したものとなっている。

IoT推進ラボでは、こうした技術を用いて産業を活性化させるために必要となる規制・制度の見直し、実証事業、その前提となるフィージビリティスタディに取り組む予定だ。

これだけでは、なかなかイメージがつきにくいかもしれない。IoT推進ラボの具体的は大きく分けて2つ。ひとつは、マッチング。そしてもう一つは資金を始めとする支援だ。

マッチングを行う「IoT Lab Connection」

IoT推進ラボは、「IoT Lab Connection」というテーマ別企業連携・案件組成イベントを開催する。初回は、2016年1月28日に開催され、「観光」、「製造(スマート工場)」の2つのテーマに関連する技術やサービスを保有する会員企業、団体、自治体同士のマッチングを実施する。

「IoT Lab Selection」の開催に合わせて、人工知能やIoTといったテーマと関係の深い、ビッグデータのアルゴリズム開発や人材発掘のために「ビッグデータ分析コンテスト(Big Data Analysis Contest)」も開催する。

資金支援や環境整備を行う「IoT Lab Selection」

会員企業同士のマッチング以外に、IoT推進ラボが実施するのが、資⾦⽀援、課題となる規制改⾰・ルール形成、政府への提⾔などだ。

資金による支援は、官民合同で実施される。資金支援に参加する企業や団体には、金融機関、ベンチャーキャピタル、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、情報処理推進機構(IPA)、産業革新機構(INCJ)、クールジャパン(CJ)機構などが名を連ねている。

支援の対象となるテーマは、IoT・AI・ビッグデータに関連するもの。支援される資金の規模は数千万円単位から、数億円単位を超えるものまで幅広い。応募する企業のステージに制限は設けないとのことだが、選考会議においてピッチを行う必要があるため、プロダクトができあがっているほうが望ましいだろう。

資金の支援に留まらず、事業化に向けたメンターによる支援や規制・標準化のために必要な支援なども実施する。「IoT Lab Connection」、「IoT Lab Selection」ともに現在、参加企業の募集を行っている。IoT・AI・ビッグデータの技術を使った事業、サービスを開発している企業は応募を検討してみてはいかがだろうか。

“summercamp"/

Junya Mori

Junya Mori

モリジュンヤ。2012年に「Startup Dating」に参画し、『THE BRIDGE』では編集記者として日本のスタートアップシーンを中心に取材。スタートアップの変革を生み出す力、テクノロジーの可能性を伝えている。 BlogTwitterFacebookGoogle+

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