Fenox VC のコーポレートカラーである「緑」と、インフォコムのコーポレートカラーである「青」から、Green and Blue をもじって「GnB」と名付けられたこのアクセラレータはジャカルタ市内に開設され、東南アジアからユニコーン(評価額10億ドル以上のスタートアップ)を輩出することを目標に掲げている。GnB の運営責任者には、スマートフォン決済ソリューションを手がけるコニットを創業・経営していた橋本謙太郎氏が就任する(コニットはミクシィに買収され、橋本氏は現在、インフォコムの戦略投資チームに所属)。輩出されたスタートアップのうち、将来性の見込めるチームに対しては、インフォコムと Fenox VC の共同ファンド「Fenox Infocom Venture Fund Ⅴ」からの出資や、両社がリードを務めた協調投資の機会が提供されることになるだろう。
デジタルアシスタントアプリ、デジタルコンシェルジュ、会話型コマース。呼び方はどうであれ、2016年はこのトレンドが大きく飛躍する年になる可能性がある。 この分野で、あるスタートアップが資金調達に成功している。マレーシアの Belazee は、日本のモバイルゲーム企業 DeNA とアメリカの投資会社 Fenox Venture Capital から共同出資を受け、プレシリーズAラウンドを終了したと発…
この分野で、あるスタートアップが資金調達に成功している。マレーシアの Belazee は、日本のモバイルゲーム企業 DeNA とアメリカの投資会社 Fenox Venture Capital から共同出資を受け、プレシリーズAラウンドを終了したと発表した。スタートアップインキュベータの Rimu Group も同ラウンドに参加している。出資額等の正確な情報は明らかにされていない。
シリコンバレーを拠点とし、アジアのスタートアップに積極的な投資を行っている Fenox Venture Capital は、Jibo という MIT 生まれのソーシャルロボットに対し1,600万米ドルのシリーズA拡張ラウンドをリードしたことを Tech in Asia に明らかにした。日本のビデオゲーム、スロットマシーン、リゾートコングロマリットのセガサミーホールディングス(東証:6460)とIT…
シリコンバレーを拠点とし、アジアのスタートアップに積極的な投資を行っている Fenox Venture Capital は、Jibo という MIT 生まれのソーシャルロボットに対し1,600万米ドルのシリーズA拡張ラウンドをリードしたことを Tech in Asia に明らかにした。日本のビデオゲーム、スロットマシーン、リゾートコングロマリットのセガサミーホールディングス(東証:6460)とITサービスの巨人 CAC Holdings(東証:4725)の2社がこのラウンドに Fenox の LP として参加した。両社はともに Jibo と協力して、販売・マーケティングチャネルを通じ、アジアにおけるロボット事業の促進を図る。
Jibo の役員にもなる Uzzaman 氏は、ロボットが単に(アメリカから)移動されたものではなくアジア市場にローカライズされたものになることを強調している。文化的なニュアンス、行動、姿勢やマナーなどがプログラム化される予定だ。「日本のJiboは名前の後に『さん』を付けます」と彼は続けて述べた。さらに、あいさつする時にはお辞儀をするという。
アジア各国でのオフショア開発事業と、旅行商材や航空券の価格比較サイトを運営するエボラブルアジアは、Fenox Venture Capital とヒトトキインキュベータから、総額約6.4億円を調達したと発表した。ヒトトキインキュベータは、今年5月に誕生した日本たばこ(JT)とヒトメディアによる合弁ベンチャーキャピタル。エボラブルアジアでは、今回の調達を受けて、財務と経営基盤の強化を図り、オフショア開…
アジア各国でのオフショア開発事業と、旅行商材や航空券の価格比較サイトを運営するエボラブルアジアは、Fenox Venture Capital とヒトトキインキュベータから、総額約6.4億円を調達したと発表した。ヒトトキインキュベータは、今年5月に誕生した日本たばこ(JT)とヒトメディアによる合弁ベンチャーキャピタル。エボラブルアジアでは、今回の調達を受けて、財務と経営基盤の強化を図り、オフショア開発のシリコンバレーにおける展開、オンラ イン旅行取引事業の海外展開、日本へのインバウンド旅行者への事業展開を加速する。
Fenox Venture Capital はシリコンバレーや東南アジアにネットワークを持つため、エボラブルアジアにとっては、これらの地域のオフショア事業の需要開拓や、旅行比較サイトのローカリゼーションを円滑に進める効果が期待できる。ヒトトキインキュベータは、ハンズオンによるスタートアップ起業を支援するモデルだが、運営にはアメリカやアジアに投資の実績があるヒトメディアが関わっているため、Fenox 同様、エボラブルアジアの海外サービス展開を念頭に置いた出資であることが推測できる。