東南アジアの価格比較サイト「Priceza」、シリーズBラウンドでドイツのメディア大手HBMから数百万ドルを調達

by e27 e27 on 2016.9.30

pic_priceza-founders
Priceza 創業者の3人
Image credit: ThumbsUp

東南アジアのショッピングサーチエンジン兼価格比較プラットフォーム「Priceza」は、シリーズBラウンドでドイツのメディア大手 Hubert Burda Media(HBM)から、シリーズAラウンドでの調達を遥かに凌ぐ数百万ドルの調達を実施したことを明らかにした。

今回の出資は、HBM の VC 部門である Burda Principal Investments(BPI)を通じて実施された。

HBM は、サイバーエージェント・ベンチャーズ(CAV)から Priceza の初期投資株式を譲受し、Priceza 株式の24.9%を取得した。CAV にとって、Priceza はタイでの最初の投資案件だった。

Thanawat Malabuppha 氏、Vachara Nivataphand 氏、Virod Supadul 氏が2010年に設立した Priceza は、タイを拠点に、タイ・インドネシア・マレーシア・フィリピン・シンガポール・ベトナムの6カ国でサービスを提供しており、毎月1,300万人を超えるユーザがサイトを訪れている。現在、Priceza には5,900万点を超える商品がデータベースに登録されており、タイだけでも750万人の月間アクティブユーザがいる。

Priceza の CEO である Malabuppha 氏は、次のように語っている。

今回の調達は、Priceza にとって、我々が強い存在で、国際的なテクノロジー企業であると認められたことを示す、重要なアイルストーンだ。我々とミッションを共有する HBM のような戦略的かつ世界的な投資家に支援を受けていることにより、我々は、彼らの持つデジタルの専門知識や深いメディア理解を活用し、東南アジアじゅうの消費者に最高のオンラインショッピング体験を届けることができる。

ミュンヘンに本部を置く Hubert Burda Media は、消費者ニーズに特化した540以上のブランドや製品を有する、国際的なテクノロジーメディア企業だ。Burda には1.75億人のユーザがいて、うち約6,000万人が有料ユーザである。ヨーロッパ、アメリカ、アジアで19の市場に営業展開している。

2015年に設立された HBM VC 部門の BPI は、急速に成長するデジタルテクノロジーメディア企業に、長期的な成長エクイティ資金を提供している。Burda が投資しているポートフォリオ企業には、Etsy.com(2006年から投資)や Xing(2009年から投資)などがある。

Burda Asia の CEO Fredrich von Scanzoni 氏は、次のようにコメントしている。

東南アジアで我々が投資を増やす中で、Priceza は、2010年に3人のタイのコンピュータエンジニアのアイデアから、6カ国で注目を集めるプラットフォームにまで成長してきたことから、彼らを出資先に選んだのは自然な選択だった。

今回の投資は、偉大なチームと力強い E コマースのエコシステムに投資する、我々の戦略に沿ったものだ。我々は過去20年にわたり E コマース企業に投資してきており、価格比較サイトの分野のことをよく理解している。我々のポートフォリオに Priceza が加わることで、彼らは東南アジア地域に深い洞察をもたらしてくれるとともに、我々は彼らとともに、Priceza をこの地域で重要なプレーヤーかつマーケットリーダーに育てることができるだろう。

Bofa Merill Lynch の E コマースレポートである Euromonitor によれば、 E コマースのショッピングが、東南アジアの全小売の売上に閉める割合は1〜2%に過ぎない。これは韓国の16%、アメリカの9%、世界平均の8%と比べても、極めて低い数字である。

【via e27】 @E27co

【原文】

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!

----------[AD]----------