インドネシアの鉄道会社(PT. KAI)によるオンラインのチケット予約の開始に続き、鉄道通勤者はTiket.comでもチケットを購入できるようになった。
Tiketの既存のサービスに追加して、鉄道の他にも航空券や映画、コンサートなどのイベントのチケットを購入することも可能だ。
KAIの公式サイトが提供するシステムに比べて、Tiketのサービスは列車の出発時刻やチケットの値段で並べ替えることができることが特徴だ。また、路線名、クラス、出発時刻に応じて列車を選ぶこともできる。
Tiketでは往復のチケットを購入できるが、KAIのWebサイトではそれぞれのチケット料金を別々に購入する必要がある。また、Tiketの方がより多様な支払方法を提供している。両者のサービスに欠けているのは、到着駅名のフィルタ機能だ。利用者が出発駅を指定した際に、通過する路線から行き先を絞り込むような機能がない。そのため、利用者は全路線の駅名リストから目的の駅を自分自身で選択しなくてはならない。
プラス面としては、列車旅行者は、エグゼクティブ、ビジネス、エコノミークラスのチケット、どれを購入するにしてもチケット売場に行って並ぶ必要がないことだ。このシステムによってチケット購入が簡単になったばかりではなく、高値でチケットを販売するダフ屋の減少にもつながる。既に航空チケットや宿泊予約では利用されているが、将来的にTiketは電話やSMSによる予約機能を追加していくだろう。
【via DailySocial】 @DailySocial
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