インドネシアのスタートアップ「OpenTiket」がローンチ−−モバイルのオンラインチケット予約をより楽しく

SHARE:

【翻訳 by Conyac】 【原文】

スタートアップコミュニティ「Stasion」が誕生してから、ここインドネシアのMalangにおけるデジタル(スタートアップ)産業の発展に徐々に注目が集まり面白くなってきている。いくつかのサービスやスタートアップをDailySocialでも取り上げてきた。ここのスタートアップやサービスもまた興味深いものばかりで、ビジネスモデル、技術、そしてUI/UX面においておそらく大都市のものと競い合っていけるだろう。Malang発のサービスも間もなく開始される。

今回私たちは、OpenTiket.comという名のサービスが間もなくリリースされるという情報を入手した。OpenTiketが面白い点の一つに設立者の顔ぶれがある。Stasionコミュニティの設立メンバーであるばかりか、Openkurir.comやJelajah.me、Ongkoskirimなどいくつかのスタートアップを手がけたHeru Herlambang氏とRevandi M氏がいる。Heru Herlambang氏にメールインタビューすることができた。下記が、OpenTicket.comの設立者へのインタビューである。

OpenTiket.comはどんなサービス?

Heru:簡単に言うと、チケットカウンターの代わりとなるアプリです。皆さんチケットカウンターについてはよくご存知だと思いますので特に説明する必要はないかと思います。

チケット予約できるアプリということ以外に、インドネシアの他のチケット予約サービスとの違いは、OpenTiketを使えば予約からチケットの受け渡しまでできるところにあります。消費者が簡単にチケットを予約、購入、支払いできるだけでなく、ベンダーのサービス提供も簡単になり配送の手続きにかかる時間も短縮できます。

チケット予約のサービスは沢山ありますが、それでもOpenTiket.comを立ち上げた背景は?

Heru:ここ数年実施した調査の結果、現在のチケット予約サービスのソリューションでは市場のニーズを十分に満たしていないことがわかりました。OpenTiketというソリューションによって全てのニーズに応えることができるかどうかはまだわかりませんが、少なくとも従来よりは簡単で効率的になりますし、ベンダーと消費者の皆さんの双方にとって効果があると思います。

お隣の国シンガポールでは、いとも簡単に列車の切符を予約できます。この様子を見れば、現在のチケット予約システムの問題点がよくわかります。現在市場にあるチケット予約サービスのほとんどが、詳細な情報を提供することに力を入れて消費者に購買を促すようにしていますが、OpenTiketではこういった情報提供は行いません。OpenTiketが焦点を当てているのは処理そのものであり情報ではないのです。処理を行うことに焦点を当てることによって、OpenTiketのプラットフォームを他の電子メディアに簡単に配信することができるのです。

例えば、Googleで「バリ」と検索すると、おそらくバリについての様々な情報が表示され、バリでの予約サービスについては出てこないでしょう。

そして、OpenTiketプラットフォーム内に構築したOpenTiket Developer Connect(ODC)機能を通じて、そういった情報プロバイダーと協力し合い、OpenTiketプラットフォームと彼らのウェブサイトを統合させたいと考えています。

次に、決済システムについてご説明します。従来のチケット予約システムのほとんどが、クレジットカード、オンラインバンキング、そしてATM経由の送金といった決済方法を用意しています。確かに効率的な方法ですが、果たしてこれらが十分効率的だと言えるでしょうか?インドネシアの人々はこれらの方法に満足していないのが現状だと思っています。現金で支払いたいと考えている人が大多数で、OpenTiketではこの問題を解決するために支払代理システムを設けています。

OpenTiketが他のチケット予約サービスと違う点、OpenTiketの特徴は?

Heru:上記に説明した背景からもわかるように、OpenTiketのプラットフォームとその他のチケット予約サービスの違いは明確です。他のチケット予約サービスと比べてOpenTiketがなぜ特別なサービスかということは、以下のように分類することができます。

コンパクトなアプリ
OpenTiketアプリは、デスクトップとモバイル両方に対応したマルチプラットフォームとして開発されました。このアプリを利用することで、ベンダー、代理店、そして消費者により簡単で迅速なサービスを提供します。

配信ルート
B2CとB2Bのコンセプトも兼ね備えたウェブサイト、モバイル、代理店を通して、消費者は良質なサービスを簡単に楽しむことができます。

提供商品のカバー力
OpenTiketでは宿泊、テーマパーク、映画、交通、ツアーアクティビティ、イベント、スポーツ試合、スポーツ施設の8つのメインカテゴリに分類された多くのチケットサービスを提供しています。

簡単な決済方法
OpenTiketではオンライン決済システムだけではなく、OpenTiketの決済代理システムにて直接決済や現金決済システムにも対応しています。

利益分配コンセプトの決済代理システム
チケット代理店になるチャンスを皆さんに与え、表示価格と代理店価格の差額分の利益を分配します。

オープンAPI
OpenTiket Developer Connect機能を通じて、ウェブサイトとモバイルアプリのデベロッパーに広告料以外の代理収入を提供していきたいと思っています。

OpenTiketはユーザにどのようなサービスを提供していく予定ですか?

Heru:OpenTiketの利用者は、消費者、代理店、ベンダーの3つに分けられます。私たちは各利用者に対してそれぞれ異なる特典を用意しています。以下がその例になります。

ベンダーの方へ
・カウンターの行列の解消
・流通経路の拡大
・低い導入インフラコスト
・OpenTiketがサポートするインドネシア全土におけるマーケティング予算の効率性
・OpenTiketへの商品登録が無料
・素早く簡単に予約や取引レポートモニタリングにアクセス可能(OpenTiketサーバーと使用しているデバイス間で自動同期)

代理店の方へ
・代理店価格と一般販売価格間の競争差額から生じる利益を配分してより利益を獲得
・安い代理店手数料(1年)、デポジット設定は無料(最低額は5万インドネシアルピア~上限なし)
・モバイル機器設定や一般のコンピューター設定(インターネット接続が可能なことが前提)で十分なため、サーバー構築などといった高額インフラは不要
・取引処理レポート付きのチケット売上モニター専用アプリ
・カウンター設置と領収書の印刷が可能
・特別価格に関する情報のアップデート
・売り上げの最も多かった代理店に向けてOpenTiketから面白い内容の報酬やボーナスの提供

消費者の皆さんへ
・早くて簡単、いつどこでもチケットを購入可能
・複数の支払い方法(クレジットカード、インターネットバンキング、現金とATM送金!)
・マルチプラットホームアプリが利用可能(デスクトップとモバイル)
・代理店のシステムは誰でも利用できる。定期的にチケットや宿泊を利用する消費者、何度も購入した人は代理店として登録し、代理店向けのデポジット免除で簡単に支払いできる
・楽しいロイヤリティープログラム

将来的に、どういったチケットが予約できるようになる?交通関連、映画のチケット、イベント、それともホテル?

Heru:OpenTiketのプラットフォームが対応できる種類のチケットであれば、どんなチケットでも取り扱っていくつもりです。先ほどもお伝えしましたが、私たちはこれまでにOpenTiketで取り扱うチケットを宿泊、テーマパーク、映画、交通、ツアーアクティビティ、イベント、スポーツ試合、スポーツ施設の8つのカテゴリに分類しています。

中高層や中低層など、どのような市場を対象にしていますか?

Heru:両方です。前述した通り、私たちには配送コンセプトがあり、特に代理店システムでOpenTiketが単に中高層市場のみをターゲットにするのではなく、同時に中低層市場もターゲットにしていきたいと考えています。

OpenTiketのサービス開始日は具体的にいつでしょうか?

Heru:7月14日に一般向けにサービスを開始したいと考えていますが、(招待制の)プライベートベータ版は6月半ばから開始されています。

サービス開始後のOpenTiketの計画について教えてください。

Heru:私たちが構想したロードマップには、技術面と事業面の両方で一つ一つ実行していかなければならない多くの計画があります。技術面ではウェブベースとモバイルベースのアプリの開発は継続して続けていきますが、これには私たちがOpenTiket Developer Connectと呼ぶオープンAPIのプラットフォーム開発が含まれます。事業面で最も焦点を置いているのは、ベンダーとの戦略的パートナーシップを築き上げ、代理店システムの開発を進め、そしてOpenTiketのサービスを紹介し市場を慣らしていくことで、OpenTiketで販売される商品データベースを拡大していくことです。

今後1年で、OpenTiketの代理店システムと商品が完全に利用可能となり、多くの皆さんに利用してもらえるようになると見込んでいます。

—-

観光産業におけるスタートアップやサービスの開発は成長してきているが、これはホテル予約、バケーションパッケージツアー、旅行ポータル、そしてチケット予約など多くのサービスを取り扱うスタートアップやサービスが多く存在していることからも納得できる。そして今、OpenTiket.comが登場した。ひとつ確かなことは、モバイル分野を含む観光関連市場が今後さらに面白くなっていくということだ!

【via Daily Social】 @dailysocial_en

----------[AD]----------