中国の電話メーカーXiaomi(小米)が、シリーズC資金として2億1,600万米ドルを調達

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

驚異的な成長を遂げる設立して間もない電話メーカー「Xiaomi(小米)」の創設者兼CEOのLei Jun氏の発表で、同社が第3ラウンドの資金調達で2億1600万米ドルを獲得したことが明らかになった。週末に合意(原文掲載6月26日)に至ったらしい。しかし、具体的な出資者については明らかにされていない。

このニュースは、先日の同社の企業価値40億米ドルという噂を裏付けるものである。これで、まだ一つのモデルしか持たない中国発のスタートアップの企業価値は、Nokiaの半額にも上る額となる。その携帯電話はAndroidベースのM1というモデル(ビデオ参照)で、故障の数もRIMとほとんど変わらない。今回の出資はDSTが率いているという噂があるが、もう少し明確な情報を待つ必要がありそうだ。Yuri Milner氏率いるDSTは、前回のラウンドではどちらかというと目立たない存在だったからだ。

過去にはIDG、MorningsideがシリーズAとBの資金提供を率先した。最初の資金提供は4,100万米ドル、2回目では総額9,000万米ドルとなった。

また本日、Lei Jun氏からXiaomiの携帯電話が先月だけで70万を売り上げたという興味深いデータが伝えられた。総収入では10億人民元(1億5,711万米ドル)、1億人民元(1,571万米ドル)の黒字になる計算だ。期待されるM1の最新版はこの夏か秋にも発表される予定だ。

躍進を続ける同社だが、Leiは中国メディアに対し「Apple社を真似するのは私たちのやり方ではない」とし、携帯電話の販売に集中するつもりのようだ。

出資者が誰であるかについて更なる情報が入り次第、随時お知らせしたい。

[出典: Sina Tech – 中国記事より]

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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