インドネシアeコマース2012年の取引総額、2億6600万米ドル相当になる見込み

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

今年、インドネシアにおけるオンラインショッピング取引額はおよそ2億6,600万米ドル(2兆5,000億インドネシアルピア)に達すると見込まれている。2013年は79.7%増加し、4億7,800万米ドル(約4兆5,000億インドネシアルピア)に、2014年には7億3,600万米ドル(約7兆2,000億インドネシアルピア)に到達する見込みだ。

この数字は、インドネシアに5000万人いるインターネット利用者のうち、オンラインで買い物をする約6%から算出されている。2009年時点ではインターネット利用者のうち3%しかオンラインで買い物をしていなかったことから、オンライン取引額の増加も表している。これらはIndoTelkoの報告にある通りで、Ideosourceの責任者Andi S. Boediman氏により明らかにされた。

Andiによると、インドネシアのeコマース市場がここまで成長した理由は2つある。インドネシア経済の成長がひとつ。もうひとつは、今日のインドネシアのeコマースが安全で快適なオンラインショッピング媒体となっている点である。後者には、消費者からeコマースへの支払い、また販売店から消費者への商品配達も含まれる。

残念ながら、インドネシアにおけるeコマースの成長に決済プラットフォームの開発が追いついていない。Andiいわく、オンラインショッパーの約70%が銀行振り込みで支払っているのが現状だ。残りはクレジットカード決済。決済プラットフォームは、いまだ開発が待たれている状況だ。

Andiは、インドネシアのeコマース市場は今後2年で成熟期に達すると予測する。しかし、全てのeコマースサイトが生き残ることはできない。市場を賢く選択できるサイトのみが生き残ることができると彼は言う。

[画像出典]
【via Daily Social】 @dailysocial_en

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