素晴らしいアプリを開発して、その素晴らしいアイデアを多くの人に知ってもらおうと思っているなら、適切なユーザにそのアプリを効果的に宣伝する方法を知る必要がある。でも、それはどうしたらいいのだろうか?
クリエイティブな宣伝をする予算がない。高い広告会社やマーケティング会社に費やすお金もない。文才もなければマーケティングのスキルもない。そんな人のために作られたのがペンギンの「ピーターくん」だ。
最近ローンチされたPeterpings.comは、新しいアプリを適切にリリースするためにジャーナリストやテックブログにメッセージを送るためだけに作られたプロダクトで、その他のeコマースビジネス#OOTDXや24-12、TinyTrunk、Wherecoの設立者でクリエイターのJon Yongfook Cockle氏によって開発された。
「忙しすぎてマーケティング活動ができない、かといってマーケティング会社に助けを求める金銭的余裕のない人をターゲットにしたマーケティングサービスのニーズは絶対にあると思います。だから、Peterpingsは、平均的な中小企業やインディーのデベロッパー、小規模の開発スタジオにサービスが提供できると信じています。」
とJon Yongfook Cockle氏は言う。
この画期的なプロダクトは、従来のマーケティングの枠を打ち破るという革新的な動きを作り出し、素晴らしい開発者たちのアイデアが世界に広まるのを制限してしまうこともなくなるだろう。だが、この可愛らしいピーターくんだけで、これらすべてのことができるのだろうか? ピーターくんには、Mashable、TechCrunch、GizModeなどの著名メディアの少なくとも180社にメッセージを一度に送る能力があり、サービスの大部分がセルフサービスで、料金が手頃ながも効果的に機能しそうなので、このプロダクトによって、正しい方向を目指すきっかけになるだろう。
また、ピーターくんは賢いことに、8つの異なる時間帯で自動的にメッセージを配信することができる。近い将来、peterpings.comは顧客がデータベースをフィルターし、ターゲットを絞った配信先にメッセージを送れるようにもする予定だ。例えば、特定の言語やAndroid専用のプラットフォームを利用しているパブリッシャーにターゲットを絞るといった具合だ。メッセージリストに入れてもらいたいパブリッシャーには、オープンソースのアプリケーションプロセスもあるだろう。
Androidコミュニティから手応えのあるフィードバックもあり、Cockle氏と彼のチームは1月末までにAndroid向けのサポートを展開するために懸命に取り組んでいる。peterpings.comはデビュープロダクトにすぎないが、ピーターくんがジャーナリストと広報担当者そして開発者の役割をいかにあいまいにすることができるのかが本当に楽しみだ。いつの日か、なんらかの方法で、これら3つの役割をすべてやってのける人が現れるかもしれない。
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