アイデアクラウドソーシングサービス「Blabo!」は、アイデア力の可視化と共創型モノづくりに挑戦する

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アイデアのクラウドソーシングサービスを運営する株式会社Blaboは、本日よりスモールビジネスの事業者、個人ユーザー向けのサービスを開始した。

Blabo!は、2010年4月に『みんなのアイデア会議室Blabo!』としてスタート。当初は、企業がオンライン上で企画会議室を開設し、生活者に参加してもらう企業向けサービスだった。これまでに株式会社ロッテ、アサヒビール株式会社、株式会社ガリバーインターナショナル、三井不動産レジデンシャル株式会社をはじめとする、10社を超える大手企業の商品・サービス開発、キャッチコピーの提案に至るまで、多岐に渡るアイデア会議を開催してきた。

今回、商品開発の現場における変化から、サービスのリニューアルを実施した。

Blaboトップ

参加型のモノづくり

ここ最近、ユーザの声をヒアリングし、商品やサービスの開発段階からフィードバックを取り入れながら実施する、オープンコラボレーションなモノづくりが注目を集めている。ユーザのアイデアを取り入れたい、という声が、大手企業以外からも寄せられるようになり、この要望に応えるべく、企業のみならずスモールビジネスや、個人ユーザーも「アイデア会議」を開くことが可能なサービスへと変化。

新しくなったBlabo!は、いつでも、どこでも、誰でもアイデア会議をひらくことができることを目的としている。オンラインでのアイデア会議には、日本全国から参加可能。新しくなったBlabo!について、代表の坂田氏はこのように語っている。

昨今、ロゴ、デザインなどの制作物を一斉発注するコンペを中心とするクラウドソーシングサービスが日本でも活況です。しかし、アイデアを生み出すためには、コンペ(競争)型よりも、対話を通じてアイデアを膨らませるコ・クリエーション(共創)型が適しています。

そのため、金銭的なインセンティブだけではなく、優れたアイデアが評価される独自の「Blabo!」ボタンを設計しました。まるで顔を合わせて会話をしているかのような独自のコミュニケーションインターフェースを開発しました。

Blabo!は、職歴でも学歴でもなく「アイデア歴」で評価されるプラットフォームを目指します。2013年4月からはユーザーのアイデア歴と、ユーザー同士が評価し合うシステム「Blabo!」ボタンによって、ユーザからの評価が高いアイデアマンを可視化していく予定です。

そのアイデアマンが、企業の商品開発などのクローズドな企画会議に招待されたり、個別のアイデア依頼がくるご指名機能などを追加する予定です。Blabo!は将来的に、アイデアマンが活躍できるクラウドソーシングプラットフォームとして展開していく予定です。

アイデアという数値化して評価することが困難なものを可視化し、より多くの課題の解決を目指すプラットフォームへと変貌をとげたBlabo!から、どんなアイデアが生まれてくるのか楽しみだ。

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